ゴールデンウィークに白馬で起きた遭難の検証番組を見ました。
装備も日程もきちんとしていたのに、起きた事故の原因は天候の急変だったようです。
低気圧が去った後、次の低気圧がくるまでのわずかな時間、それは素晴らしい好天が広がる場合があり、これを「擬似好天」というらしいのです。
擬似好天の判断はベテラン登山者でも難しいのですが、ともかく風がでてきたら、すぐに何らかの判断を下して行動に移さなければいけないとのことでした。
擬似好天は山岳関係者の間では「魔女の微笑み」と怖れられているそうです。
微笑みに魅せられて亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、魔女のきまぐれな微笑みには充分お気を付け下さい。
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