オリンピックも終盤です。うれし泣きや悔し涙、いろいろですが、ともかく参加することに意義があることを忘れずに。
メダルの取得はともかく、日本人は日頃の力をだしきれなかった選手が多いように思い、本人も残念だろうと思います。彼らの傷に塩を刷り込むような発言をしている困った年寄りもいますが、論外です。そういうお年寄りは早く隠居してもらいたいものです。
彼らの共通点は失敗したらどうしよう、と考えてしまうことではないでしょうか
日本のスポーツ選手は競技に集中するあまり、視野が狭くなりがちです。今回のオリンピック中も紛争が続く地域もあり、飢餓に苦しむ人々も存在します。オリンピックに出場出来ることはそれだけで幸せであり、失敗したところで何か起きる訳ではありません。どこかの国の選手が「本当のプレッシャーとは週10ドルで4人の子供たちを養わなければならないことだ」といっていました。確かにそれに比べれば競技の失敗はたいした問題ではありません。
選手の皆さんには、競技が終わったらできるだけ他国の選手とコミュニケーションをとり、視野を広げ、それを次世代に伝えていってもらいたいと思います。民間人の交流や絆は将来さまざまな形で実を結び、国を助けることになるかもしれません。国を代表するということはそういう責務も負っているのではないでしょうか。
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