きょうは昭和の日。最近憂えることばかりだから笑える話を。
今、向田邦子のエッセイを朗読をしている。向田さんは昭和一ケタ生まれなので、昭和の生活感満載の内容が懐かしい。
昭和とは関係ないけれど、彼女が妹さんと「ままや」という料理屋を開店したときの話が面白かった。
いろいろ大変な準備をして開店までこぎつけた。開店当日、スターからお祝いの生花など沢山玄関に並べているのに、皆、店をのぞき込みながら誰も入ってくれない。じりじりしていたら、「準備中」の札がかけっぱなしなのに気がついた、ということだった。