友人のブログに、ロシアで体重50キロのライオンを猫と偽り列車に持ち込んで大騒ぎになった、という記事が掲載されていました。
それで思い出したのですが、今から約50年前、日本橋界隈を祖父に手を引かれて散歩していた時のことを思い出しました。
日曜日、日本橋三越まで、大通りに沿って歩くのがいつものコースで、途中オウムや小動物を売っているペットショップがあり、そこで九官鳥など珍しい動物を見るのが楽しみのひとつでした。
あるとき店の奥に一匹の虎がつながれているのが目に入り、子供心にとても驚いた記憶があります。
狭い店内の奥に首輪をつけて、じっと大人しく床に伏せていましたが、眠っているのではなく、じっと一点をみつめているようでした。
何かの都合で預かったのか、売り物だったのかは定かではありませんが、今では考えられないことでしょう。
今でも虎をみると、あの日本橋の身動き一つしない虎の目を思い出します。
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ロシアの列車で暴れたライオンの子はどうなったのかも気になります。
ライオンに罪はないので、気になります。あの虎はどうなったか、サーカスか何かの預かり物なのか、今でも謎は解けません。