皆様こんにちわ。私は信州に暮らす黒毛和牛と申します。きょうは少々自慢話をさせていただきたいと存じます。
私は生まれた時から名前に相応する個体識別番号というものをいただいて、信州の豊かな自然の中で大切に育てられ肉質によりA 1からA 5まで格付けされます。最上はA 5でもちろん私はA 5ですとも。
肉の断面は鮮やかな紅色にサシとよばれる脂肪が霜降りという名前そのまに、雪の結晶のように均一に美しくまぶされ、まさに食の芸術品といえます。その堂々たる風格を
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にすると、ノーサイドの料理担当は緊張のためいつも手が震えています。ロースは柔らかな脂が舌の上で甘く溶け、赤身は肉の豊かな滋味が広がり、どちらも甲
乙付つけがたい味わいで私自身がそのおいしさを味わえないのが残念なほどです。私の好物はおからとりんごなのでアップルビーフとも呼ばれています。(稲わらは食べていませんのでご安心ください。)
最近はメタボリックなる言葉が流行っているようですが、綺麗にやせるには適度な肉や脂を採ることも大切と言われていますので、友人の信州鹿ともども、ぜひとも私をご贔屓にしていただきたく、ノーサイドともどもよろしくお願い申し上げます。 信州和牛より
写真は信州和牛のロースト
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