
「ゲンノショウコ」は道端や草むらなど、半日陰の場所でよく見かける。フウロソウ科で花の形はハクサンフウロなど仲間に良く似ている。花の色は白っぽいのが東日本、赤紫系は西日本に多いという。
下痢や胃腸薬としての薬効も広く知られている。図鑑によると「実際に薬として効く証拠」という意味で、名がついているという。イシャイラズなどの別名もあるそうだ。
この花も最盛期は過ぎている。赤城自然園の欧風ガーデンの一角に、名残惜しそうにひっそりと咲いていた。植栽されたものではなく、自然に育ったものだろう。ハクサンフウロを含め、フウロの写真は今年何回も撮ったが、多分当ブログには一度も登場しなかった。理由は、特に無い!