
お茶の花を見つけた。桜山への登山口。歩いて数分の畑の端に何本かのお茶の木が植えられている。お茶を採るほどの本数ではないが、ほぼ同じ高さに刈り込まれている。昔、お茶畑だったところの端の部分に何本か残したのかもしれない。
この時期花をつける木では、山茶花を思い出す。ツバキも寒い時期に咲く。お茶はツバキの仲間。幹、葉、花の部分それぞれがツバキに似ている。お茶畑のかまぼこ型の畝?しか印象に無いので、刈り込まないとどこまで成長するかわからない。ただ、何となくだがツバキのように大きな木には成長しないのではないかと思う。
花は何となくのんびりとして、小型の割りにふくよか。開花直前の蕾は丸く、フックラとしていた。目一杯開いた花弁に、薄黄色の花粉を思い切り露出した花芯の部分。少なくなってきた昆虫に強力にアピールしている。
接写した1輪のお茶の花の写真を、一番近くにいる方に見せた。その人は、つい先日話題になったばかりの「オオヤマレンゲ?!」とトンチンカンな答えだった。大写しすると似ているところもあるが??????