啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

アキノタムラソウ

2010-11-28 09:13:38 | 山野草

埼玉県の山野をベースとした観光地は秩父山系など数が限られる。宝登山をはじめ長瀞地区は川遊び、お花見、トレッキングなど季節に合わせたレジャーが楽しめる。11月末は一番何も無い時期だと思うが、人が少なくユッタリとしている。宝登山の山頂に向かう山道沿いは良く手入れされており、秋の終わりを惜しむように咲く花、春を待てずに咲いてしまったタンポポやホトケノザなど楽しめた。手入れの行き届いた蝋梅の園に切り払われた干草状の雑草。その間にベニバナボロギクが目立っていた。

「アキノタムラソウ」を見つけた。見つけたと言うより、この植物の写真は何回か撮ったが、名前が特定できず、そのままになっていた。“秋に咲く紫色の花”でネットで検索しているとだんだん特定できてきた。間違ってはいないと思う。シソ科の多年草で、どこでも生えている植物。私が狙っている夏から初秋に咲く「タムラソウ」は全くの異種でこちらはキク科。

10月末ぐらいまでが花期のようだが、宝登山の山道では何箇所かで残っていた。



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