啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

ユキザサとサルトリイバラの赤い実

2010-11-13 14:18:13 | 山野草

1000メートルを越す北関東の山でも霜や霧氷があった。高い山は薄く雪をかぶっているところもある。今年は、ドングリの不作など山の木の実が少ないという。実の多少はともかく、花を探し、足元を見つめながら山道を歩くと、赤い実や黒い実をつけた植物が癒してくれる。

「ユキザサ」は遅い春に、白っぽい華奢な花を咲かせる。
あの白い花から、透き通るような真っ赤な実をつけることが信じられない。似たような場所に咲く(もう少し高い場所?)大好きな花「サンカヨウ」が真っ黒な種を持つが、種を運んでもらう為には、目立つ色彩が必要なのだろう。

「サルトリイバラ」の実。春には白っポイというか薄黄緑の花をつけるが、みずみずしい葉のほうが目立ち、花は印象が薄い。若芽は食用になり、名が薬用になると言う。

この2種類の植物。外見が全く異なるが同じ「ユリ科」であることに驚いた。
コメント
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