啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

経験上で最悪のハイキングコース ※番外編

2010-11-16 14:21:42 | 里山
藤岡市西南部、高山地区にあるハイキングコース「鎌取コース」(5・8キロ)を歩いたが、何とも言えない妙なコース。谷を挟んで東側にある「御獄コース」は楽しいコースだが、鎌取コースははっきり言って“コースとして紹介しない方が良い”と思った。
その理由
1、林道を歩くだけのコースで展望はゼロ。気分が晴れない。
2、9割以上が杉と檜を植林した針葉樹林。ハイキングにならない。
3、標識が曖昧で信用できない。
4、林の作業用のテープと道案内のテープと区別できない
5、案内板にアカゲラの画があるが、杉と檜だらけで小鳥の声さえない殺風景
以上

写真1は道中いたるところにあるテープ。スタートからあり、最初は行程と一緒だから案内テープと思う。ところが、これは林業作業用の目印のようだ。白いテープもあるが、これも作業用のだろう。案内板にこの旨書いておかないと、普通の人は迷ってしまう!


写真2は表示板が曖昧だということ。案内板のある分岐点で、新たに林業作業用の道ができ、判断できなくなっているところがあった。写真は分岐点だが、左に行くと「リンドウ峠」とあるが、りんどう峠と標示されていた場所から降りてきたところがここ。「戻る」という意味?また、右に行っても表示の「椚山」には(直接)行かない。椚山を知っている人にしか判らない。


写真3で二股に分かれている。左に分けるとコース終点(反対側からのスタート地点)の集落に出る。ところが、右の道に誘うように白いテープが目立つ。道幅はほぼ同じ。方向的に「おかしいな?」と思いながらも、テープの方向を選ぶ。直ぐ先に2個目のテープがありほっとする(この頃には、赤のテープが道案内ではなく、作業用と気付いていたが)。しかし、だんだん登りが急になって間違っていることを確信する。

正午に30分ほど前だったので「わからなくなったら引き返せば良い」とあせりはしなかったが、夕方だったら泣きたくなっただろう。そのまま進むと、見覚えのある「憩場」の標識のあるところに出て一息ついた。1周して分岐店より前の地点に戻ったということだ。

ここは「2千階段」として知られ、ハイキングで皆が行く場所。杉と檜だらけで展望のゼロのところをハイキングコースとして紹介するのはいかがなものかと思う。税金をかけ縦横無尽に作った林道に腹が立つ。スタート時点直後の、最初から埋まっているような砂防ダムの工事も意味がわからない。杉と檜の花粉マニアなら絶好のコースだろう。そう言えば、前日歩いた御嶽コースは猪がコースの林道をいたるところで掘り返していたが、直ぐ近くでもこの道は全くその気配なし。猪も敬遠している????
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ムラサキシキブとムカゴ

2010-11-16 08:05:17 | 山野草

もう、ひと月以上前になるが、我が家の庭のムラサキシキブを紹介した。枝にびっしりと紫色の実のついた立派な?枝だった。よく実が付くように改良された園芸種があるのだろうか。
この春から、山を歩く時間が増えた。里山の日当たりの良い場所などでムラサキシキブの木はよく見る。ところが、実が紫になる頃になったが殆ど目に入ってこない。実が付いていない木が多い。葉は黄色に紅葉しているが・・。猛暑の影響というが、赤いマユミの実はいつもより多く付いているような気がするから一概には言えないのではないか?

八塩温泉から桜山に向かうハイキング道。気持ちの良い急坂が続くガンバレ坂の中ごろ。ムラサキシキブとヤマイモの孫?=「ムカゴ」が一緒になっているところを見つけた。写真は下手だが、こんなツーショットは多くない。

ムカゴは漢字で表すと零余子。ヤマイモは立派な根茎を残し、この部分が美味しいし、ここから翌年は芽を出す。漢字の表現の意味もよく判らない。種かとも思うが、羽の付いたような種を付けているのも見かける。何なんだ!

ネットで調べると「ムカゴは植物の器官のひとつで栄養繁殖器官である。地面に落ちて発芽する」(ウィキぺディアから短縮)とある。まだ、難しい。

例 オニユリ→葉が肉質化したもの→鱗芽という。
  ヤマイモ→茎が肉質化したもの→肉芽という。

もう少し簡単にするとオニユリのムカゴは「小さな球根」。ヤマイモのムカゴは「小さな芋」である。両方とも食べられる。


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