
「狂い咲き」のオンパレードになりそうだが、今回は「ハハコグサ」。ヤマハハコやホソバヒナウスユキソウなど高山に咲く似た花はいっぱい見たり、写真に撮ってきたが、日本中にあると言うこの花を写真にとり、調べたのは初めて。知らないことだらけだった。藤岡市西南の三名湖からゴルフ場沿いに高山方面に向かう細い道沿い。畑のくろに咲いていた。
図鑑を見て驚くが、この花の季節は4-6月だと言う。キク科の植物であること、食べることができるなども初めて知った。まあ、珍しくもなんともない花。名前だけ知っていればそれで十分だったから仕方がない。「和名の語源はわからない」とあったが、いつもそばにいてもお互いに知らないことも多い“子と母の関係”のようなものということにしよう。
畑には何株か咲いていたので、今咲く花と思った。が、図鑑には「春の七草」のひとつということ。七草の季節と、花の季節は違うのだろう。セリ、ナズナ・・・「ゴギョウ」、ハコベラ、ホトケノザと続く五・七調で覚えた。このゴギョウは間違いで「オギョウ」が正しい。ハハコグサ=オギョウなのである。若草は七草粥や草もちで食べることもできるそうだ。