小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



昨年10月12日の夕方から夜にかけて関東に接近した台風19号により酒匂川スポーツ広場は冠水してしまい、以後使用が出来ない状況が続いている。1月から復旧に向けた工事が始まり、来月末の復旧を目指して工事が進んでいる。酒匂川スポーツ広場が使えなくなるくらいの冠水被害は8年~10年周期くらいで発生している。昨年の台風19号の冠水は記憶にある中でも、かなり大規模に被害が発生。スポーツ広場の損傷だけでなく、上流で行われていた工事の資材やプレハブ小屋が流れ着くなどして台風翌日はゴミだらけだった。冠水被害が発生したスポーツ広場では段階的にゴミの撤去や石の除去が行われ、3月に入ると重機を用いた作業に移行。現地の工事看板によると工期は1月17日から4月30日まで。受注は小田原市土木建設協同組合で5社が連携して工事を行っている。被害はスポーツ広場全域に及んでいるが、野球場やソフトボール場は内野部分から作業が始まっていた。バックネットや外野フェンスも基礎から倒れたりしているので復旧にはそれなりに時間がかかりそうな状況。芝の外野部分には台風で流れ着いたと思われる菜の花の種が花を咲かせていて長閑な眺め。スポーツ広場が冠水して春まで復旧工事が行われないと見ることの出来ないレアな風景。予定通り工事が進めば、GW前に酒匂川スポーツ広場は復旧するが新型コロナウイルス関連の動向によっては利用開始は先送りになる可能性がある。酒匂川スポーツ広場は普段のランニングコース沿いなので工事の進捗などを記録したいと考えている。

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