そうだったのか・・・
池上彰センセイのお話ではありません。
曾野綾子さんのお話。
昨年読んだ、曾野氏の随筆に、こういう内容のがありました。
ご自身、両親は不仲で、火宅としか言いようのない家庭で育ったと。
それでも、ちゃんと育つ。
曰く、問題の無い家庭なんて無いと。
問題があるのが普通の家庭であると。
曾野さんは、女性としても人生の先輩であるし、キリスト教宣教師の奉仕団体の理事を
ずっと勤められ、それこそいろーんな人間模様をご覧になっているはずである。
そのような方が、こういうことをはっきり書いておられるのを読んで、私は思わず
「なーんだ、そうだったのか。」
と、ものすごく肩が軽くなったのです。
サザエさんや、ちびまるこちゃんのマンガを見ている時、ドラマや映画の一場面を見ているとき
「ウチの食卓には、こういう団らんていうか会話が無いなあ。」
と、いつも苦しんでいました。
家族の仲が悪いというわけではなく、必要な時は会話や話し合いはあるけれど、普段は
黙っての食事。
私のせいなんだろうか、私の育て方が間違っていたんだ、等々、長い長いあいだ、ずっと
苦しんできました。
でも、この曾野氏の文章を読んだとたん、
「なぁんだ」
という気分になった。
それだけのことじゃない。
それに、主人と私は、まあしゃべりながら食べるし・・・。
マンガやドラマは、会話がなければお話が進行しないから、ああなんであって、ああいう
豊富な話題が食卓で花を咲かせるみたいのが、普通と思うから苦しいのよね。
ある種「理想型」を見て
「ウチは全然違う。」
と苦しんでいたのかもしれません。
オトコ3人、黙ってばくばく御飯を食べるだけの食卓ってのも、日本中にはよくある
家庭の光景なのかもしれないし。
「うちでちゃんと飯喰ってるだけで十分じゃないか。」
と、主人は言います。
そうだね。
十分だね。
これでいいやね。
池上彰センセイのお話ではありません。
曾野綾子さんのお話。
昨年読んだ、曾野氏の随筆に、こういう内容のがありました。
ご自身、両親は不仲で、火宅としか言いようのない家庭で育ったと。
それでも、ちゃんと育つ。
曰く、問題の無い家庭なんて無いと。
問題があるのが普通の家庭であると。
曾野さんは、女性としても人生の先輩であるし、キリスト教宣教師の奉仕団体の理事を
ずっと勤められ、それこそいろーんな人間模様をご覧になっているはずである。
そのような方が、こういうことをはっきり書いておられるのを読んで、私は思わず
「なーんだ、そうだったのか。」
と、ものすごく肩が軽くなったのです。
サザエさんや、ちびまるこちゃんのマンガを見ている時、ドラマや映画の一場面を見ているとき
「ウチの食卓には、こういう団らんていうか会話が無いなあ。」
と、いつも苦しんでいました。
家族の仲が悪いというわけではなく、必要な時は会話や話し合いはあるけれど、普段は
黙っての食事。
私のせいなんだろうか、私の育て方が間違っていたんだ、等々、長い長いあいだ、ずっと
苦しんできました。
でも、この曾野氏の文章を読んだとたん、
「なぁんだ」
という気分になった。
それだけのことじゃない。
それに、主人と私は、まあしゃべりながら食べるし・・・。
マンガやドラマは、会話がなければお話が進行しないから、ああなんであって、ああいう
豊富な話題が食卓で花を咲かせるみたいのが、普通と思うから苦しいのよね。
ある種「理想型」を見て
「ウチは全然違う。」
と苦しんでいたのかもしれません。
オトコ3人、黙ってばくばく御飯を食べるだけの食卓ってのも、日本中にはよくある
家庭の光景なのかもしれないし。
「うちでちゃんと飯喰ってるだけで十分じゃないか。」
と、主人は言います。
そうだね。
十分だね。
これでいいやね。