滋賀県蒲生郡日野町の馬見岡綿向(うまみおかわたむき)神社。
日野町の綿向山の頂上に鎮座していた綿向大神(天穂日命)を平安時代の延暦15年(西暦796年)に現在の地に遷宮して祀ったのが始まりとされてます。
享和3年(1803年)に再建された拝殿。
その後、蒲生を支配し城下町を築いた蒲生家が氏神として庇護し、江戸時代には日野商人たちから開運の神様として崇敬を受けました。
宝永7年(1707年)に再建された本殿は滋賀県有形文化財に指定されてます。
御祭神は天穂日命(あめのほひのみこと)、天夷鳥命(あめのひなどりのみこと)、武三熊大人命(たけみくまうしのみこと)です。
綿向神社の大神の使いはイノシシ。
もののけ姫の乙事主(おっことぬし)みたいな迫力のある像ですね(笑)
3月11日まで日野町内では『日野ひなまつり紀行2018』が各所で開催されていて、この綿向神社もその会場のひとつになっていました。
かつて日野商人の街として栄えた街並は今でも江戸から昭和初期の面影が残っており、その旧家に残る雛人形がおよそ150箇所で展示されていました。
つづく
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