2016年の夏と冬に訪れた山梨県南都留郡富士河口湖町の青木ヶ原にある富岳風穴。
夏バージョンは前に紹介しましたが、今回は冬と対比させて紹介記事にしてみました。
2016年8月
夏には家族で訪れました。
国道139号線沿いにある『森の駅 風穴』が目印で、大きな駐車場も完備されてました。
森の駅 風穴から風穴の入り口までは御覧のように樹海の中を歩いて行きました。
青木ヶ原樹海は864年の富士山の貞観大噴火の溶岩流が広く流れた場所で、溶岩が冷えて固まる時に出来た空洞が風穴です。
2016年2月
こちらは真冬に訪れた時の樹海の遊歩道。
押し寄せた溶岩がそのまま固まってできた溶岩棚。
溶岩にまとわりつく樹木の根やシダ植物もいい雰囲気ですね
冬の同じ場所・・・よく分かりません
ここで入場料を払って先に進みます。
風穴内は狭いところもあるので、安全のためヘルメットが必要な方には無料で貸し出してもらえます。
真夏でも風穴に降りていく階段付近は10℃くらいだそうで、冷気が吹き上がってきますね。
風穴の中を流れる富士山の冷たい湧き水によって中の年間平均温度は3℃で冷蔵庫なみです。
こちらは冬の風穴の入り口。
ビックリするくらいの温度のギャップを感じたい方は夏場がおススメですね
でも、真夏は風穴の中の氷の多くは溶けちゃってて、地面を氷が覆ってるだけ・・・
夏に氷が残ってるってだけでも凄いなぁとは思いますが・・・
こんな綺麗な氷柱を見たい人はやっぱ冬がおススメ。
ライトアップもされてます。
風穴の総延長は201mで、縄状溶岩や網状溶岩、溶岩棚といった溶岩の冷え方によって出来る岩の様々な造形を見ることができて、風穴の一番奥には光る苔(珪酸華)の群生もありました。
この風穴は昭和30年頃までは蚕の繭玉の保存などに使われていたそうです。
また、良質な種子を保存し、芽吹きを良くするため冷蔵状態で貯蔵していました。
今も観光用の見本なのか(?)、繭玉や種子がご覧のように置かれていました。
森の駅 風穴で買ったトウモロコシのソフトクリーム。
トウモロコシの甘みというよりコーンポタージュスープっぽい味だったように記憶しています
もちろん、夏に訪れた時に食べました。
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