八咫烏
2018年8月
お蔵出しの写真も加えて和歌山県熊野三山のひとつ、熊野那智大社を紹介しています。
那智大社を抜けると隣の敷地には青岸渡寺があります。
写真の崖に突き出した建物は青岸渡寺信徒会館、立派な建物です。
西国三十三所 第一番札所 那智山青岸渡寺(せいがんとじ)。
青岸渡寺も改修工事中で周囲に工事用の足場が組まれ、全体を見ることはできませんでした。。
以前は神仏習合として神社と寺院は一体でしたが、明治期の神仏分離令により神社から仏教的な要素が排除されました。
かつては熊野本宮大社や熊野速玉大社にも仏殿がありましたが、今は廃されてありません。
那智大社にあった仏殿は当時から西国三十三所めぐりの一番札所で有名だったことから破却をまぬがれ、後に那智山青岸渡寺として再興しました。
石段、石垣ひとつをとっても風情がありますね
青岸渡寺の裏手にあった熊野古道のひとつ大雲取入口です。
雲の中を進むような道であることからその名前が付いたそうですが、山中を通って熊野本宮大社へ続きます。
鎌倉時代(1322年)に造られた国指定重要文化財の宝篋印塔。
那智山 七福神 大黒天堂
大黒天を中心に七福神を祀るお堂です。
青岸渡寺横の売店でかき氷を買ってクールダウン。
中華圏だけでなく欧米からの観光客も多く、ソフトクリームのフレーバーも全て日本語/英語併記になってました。
どこにでもゆるキャラが居ますね(笑)やた殿とやた姫だそうです。
有名な三重塔と那智の滝をパチリ
朱塗りの三重塔なので那智大社の一部と思われてますが、青岸渡寺の三重塔です。
以前に那智滝に来た時は水量が少なくてちょっとガッカリしましたが、この時は水量も多く迫力がありました。
那智大社を降り、那智の滝を祀る飛瀧(ひろう)神社前の食堂で食べた冷やし梅うどん、おいしゅうございました。
食堂の窓からはこんなふうに那智の滝が見えました
おしまい
過去記事<熊野那智大社 増補版(2)>
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