ぶらっと立ち寄った滋賀県甲賀市甲賀町岩室にある浄土宗勝寶山 大福寺。
鎌倉時代に地頭岩室家俊の古道場であったのが起こりで、寺号はあったものの何宗であったかは明らかでないようです。
その後、元和年中(1615-1635年)に黒谷金戒光明寺の末寺となり、寛永19年(1642年)に京都知恩寺第37第管長の阿心上人がこの地に本堂を建て隠棲されたことから浄土宗寺院となったそうです。
本尊は阿弥陀如来座像(重要文化財)。
狭い境内を覆い尽くすように広がる枝垂れ桜の巨木。
徳本桜と呼ばれるこの桜は江戸時代の文化2年(1806年)に徳本上人がこの地に立ち寄られ、信者となった人たちの集まりである徳本講の世話人が植えたそうで、樹齢200年を超える桜です。
滋賀県の緑化推進会の「緑の募金」による「淡海の巨木・名木次世代継承事業」にも選ばれている県を代表する巨木・名木のひとつとなっています。
来年の春にはぜひ桜の花が咲いてる様を見てみたいもんです
〒520-3401 滋賀県甲賀市甲賀町岩室1171(新名神高速道路甲賀土山ICからおよそ3km)。
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