桐一銭青銅貨は大正5年(1916年)に発行された硬貨。
サイズは今の10円硬貨とほぼ同じで、銅、錫、亜鉛の割合も10円硬貨とほぼ同じです。
昭和13年まで長年に渡り製造され、当時の日本国民にとって一番馴染みのあった硬貨だそうです。
大正時代の子供はこれを持って、駄菓子屋で一銭洋食(水で溶いた小麦粉に刻みネギやわずかな肉片などを乗せて焼き、ウスターソーウを塗ったもの)を買いに行ったりしてたのかな。
写真の硬貨は大正八年だから、104年前のお金になりますね。
十銭錫貨
終戦前年の昭和19年(1944年)に発行された硬貨で、当時の戦況悪化による物資不足で、アルミニウムを貨幣素材にする余裕もなくなり、日本が占領下においた東南アジアで豊富に産出した錫を用いて製造したそうです。
こちらは戦後に登場した五十銭硬貨。
それまで大日本と刻印されていたのものが日本國になりました。
五十銭黄銅貨は昭和22年(1947年)に発行された貨幣で、戦後のインフレで黄銅素材が値上がりしたため、この前の五十銭黄銅貨よりサイズが小さくなりました。
昭和32年(1957年)発行の鳳凰柄の百円銀貨
これ、法定硬貨として、今でも使えるお金です。
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