蒸気機関車12号
日本で初めて鉄道が開業した2年後の明治7年(1874年)にイギリスから輸入され、あの新橋~横浜間を走りました。
明治末期に愛知の尾西鉄道に払い下げられ、名古屋鉄道と合併した後も昭和32年まで使われていたそうです。
2015年の1月に訪れた愛知県犬山市の『博物館 明治村』は明治時代の建築物を移築し公開している野外博物館で、その建築物の多くは国の重要文化財や指定有形文化財になってます。
この日は朝から雪で寒い1日でした
北口から入園すると、そこは明治村五丁目。
村内は一丁目から五丁目に区分けされていて、総面積は東京ディズニーランド2つ分くらいかな。
写真はかつて東京都千代田区内幸町にあった帝国ホテルの中央玄関。20世紀の建築界の巨匠、フランク・ロイド・ライトによる設計です。
メインロビーは3階まで吹き抜けになってますね。
明治から大正期にかけて、ここでどんなドラマが繰り広げられたのか想像が膨らみますね。
まぁ、庶民が気軽に入れるような場所ではなかったと思いますが。。
明治45年に完成した岩倉変電所(愛知県岩倉市)。
大正元年の名古屋電気鉄道の犬山線伸延にともない建設された鉄道用変電所だったそうです。
金沢監獄(明治40年、石川県金沢市小立野)。
金沢監獄は中央の建物に看守所をもうけ、監獄が見渡せるようにそこから放射状に5つの舎房が伸びていたそうです。
その中で第五舎房と看守所のみがこの明治村に移築され公開されてます。
スリッパに履き替えて独房の中に入ることができました。
「悪いことしたら、こういう所に入れられるねんで」と子どもに諭したような気がします(笑)
聖ザビエル天主堂。
この教会堂はキリスト教の伝道に努めた聖フランシスコ・ザビエルを記念して明治23年に京都市河原町三条に建てられたそうです。
できれば京都で見たかったですね~。
礼拝スペースはゴシック様式で、ステンドグラスの陰影がとても綺麗でした。
ツリーを模したオブジェは今の季節にピッタリですね
この五丁目では他に東京駅警備巡査派出所や川崎銀行本店、宮津裁判所、大明寺聖パウロ教会堂などを見ることができました。
つづく
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