毎年、2月上旬から3月上旬まで滋賀県蒲生郡日野町で開催される『街を巡る 時を巡る 日野ひなまつり紀行』。
2020年の2月に訪れた時の様子を再録します。
旧市街地にあるおよそ150軒の民家や商家に飾られているお雛様を見て巡る春にふさわしい恒例行事で、イベント開催期間中の休日はたくさんの観光客で賑わいます。
このお雛様イベントで独特なのは、上の写真のように桟敷窓越しにお雛様を見ることができるお宅が多いこと。
桟敷窓は全国的に珍しいそうですが、日野の越川町、新町、本町地区にはこの桟敷窓のある家並が続いてます。
街のいたる所にこんな竹に描かれたお雛様もありました。
およそ320年前の元禄時代から現代の様々なお雛様までが各民家や観光施設、神社に飾られてます。
日野は蒲生氏が代々治めた地域で、近江日野商人発祥の地。
江戸時代後期から昭和初期の面影を残した旧家がまだたくさん残ってます。
古いお雛様の無い新宅でも趣向を凝らしてますね
イベントを盛り上げようとするこの街の一体感が凄いと思います。
ちょうどこの少し前に横浜に寄港した豪華客船ダイヤモンドプリンセス号で新型コロナの集団感染が発覚、連日TVで報道されることになりました。
もうあれから丸2年が過ぎようとしています。。
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