お気楽忍者のブログ 弐の巻

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空海の故郷 善通寺(2017年)

2021年04月25日 02時00分00秒 | 行楽・旅行記(過去編2)

2017年2月

香川県善通寺市にある真言宗善通寺派総本山 屏風浦五岳山誕生院 善通寺。

お寺の観光駐車場から済世橋を渡って正覚門から西院と呼ばれる伽藍に入ります。

善通寺は平安時代の初頭(807年)に真言宗の開祖 弘法大師 空海の父である佐伯善通を開基として創建された由緒ある古刹です。

西院は御誕生院とも呼ばれ、空海生誕の地とされてます。

写真の御影堂は空海が誕生した佐伯家の邸宅跡地に建ち、奥殿には大師の自作と伝わる本尊 瞬目大師像が秘蔵されてるそうです。

護摩堂

仁王門を通って今度は東院に向かいました。

東院は創建地であり、ここが善通寺の本院になります。

東院 五重塔

高さは43mで、総欅造、本瓦葺の現在の塔は江戸時代末期の安政年(1854年)に着工し、明治35年(1902年)に竣工しました。

夕陽が当たった五重塔は荘厳な雰囲気がしてとても美しかったですよ。

東院 金堂(本堂)

創建時の本堂は永禄元年(1558年)に兵火で焼失し、現在の本堂は元禄年間(1688-1704年)に再建されたそうです。

中には江戸中期の仏師・北川運長作の薬師如来像(寄木造、漆箔、像高3m)が安置されてました(撮影禁止)。

お遍路さんの姿もありました。

拝観時間終了間近の夕刻に着いたから駆け足での観覧になっちゃったけど、弘法大師三大霊場の中で一番遠い善通寺の地を踏むことができました。

※弘法大師三大霊場:和歌山高野山、京都東寺、香川善通寺

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