日蓮宗蓮金山 華光寺(京都市上京区)
だるま寺として有名な法輪寺を後にして、出水通りにやって来ました。
華光寺(けこうじ)は、天正11年(1582年)に妙顕寺の十二世日堯が自身の隠居所として開創された日蓮宗寺院。
本尊は十界曼荼羅(十界;地獄界、餓鬼界、畜生界、修羅界、人界、天界、声聞界、縁覚界、菩薩界、仏界の諸仏・諸神を配置した曼荼羅)で、「出水の毘沙門さま」の名でも親しまれているそうです。
庭には池なども配置されて、綺麗に整備されてますね。
この華光寺には豊臣秀吉から伏見城に安置されていた毘沙門天像が寄進されていて、この寺の守護神となっているそうです。だから、「出水の毘沙門さま」なんですね。
十界曼荼羅と毘沙門天像が祀られている本堂。
そして、この華光寺には『鬼平犯科帳』のモデルとなった火付盗賊改方の長谷川平蔵宣以の父で西町奉行だった長谷川宣雄の葬儀記録が残されているそうです。
お墓もここにあるのかなと思っていましたが、見つけることはできませんでした。。
日蓮宗長壽山本昌寺
華光寺の横にある本昌寺(ほんしょうじ)は寛文3年(1663年)に了光院日円上人により開創された日蓮宗の寺院です。
日蓮さんの像がありますね。
近代的な二階建ての本堂。
何か謂れのあるお寺ではありませんが、今年5月に亡くなった父の葬儀の時にこの本昌寺のお坊様に来て頂いたので、一度は訪れてみようと思っていました。
ホームページを見ると、お寺ヨガやコンサート、水行女子などのイベントも開催するなど、地域や若者たちとのコミュニケーションを大切にしているお寺さんのようですね。
つづく
過去記事<京都写ん歩 だるま寺法輪寺>
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