3月30日
土山茶は文和5年(1356年)に常明寺の純翁が京の大徳寺から茶の実を持ち帰り栽培したのが始まりとされてます。
江戸時代には本格的に栽培され、東海道の宿場町だった頃から名物として売られています。
さて、その滋賀県甲賀市土山町にある瀧樹(たき)神社を訪れました。
古くから川田神社として地主神を奉斎し、垂仁天皇4年に倭姫命が天照大神を奉じて近江国甲賀郡垂井日雲宮に至りここに座したことが興りと云われてます。
毎年5月に奉納される室町時代から始まった田楽踊りが伝承されたケンケト踊り(国の無形民俗文化財)が有名です。
境内の紅白の枝垂れ梅が綺麗でした
瀧樹神社とその前を流れる野洲川の間にある希少植物のユキワリイチゲ(雪割一華)の群生地を2年ぶりに訪れました。
ユキワリイチゲは日本固有の植物で、本州の滋賀から九州にかけての渓谷沿いや山麓の樹林内に分布しています。
分布域では数を減らしていて、滋賀では絶滅増大種となってます。
県の条例でここはユキワリイチゲの育生保護区に指定されていて、採取や損傷は禁止。
違反には1年以下あるいは50万円以下の罰金が科されますのでご注意を!
その帰り、今シーズン初めてソメイヨシノが咲いてるのを見つけました。
皆さんのブログでは桜満開の便りがたくさん届いてますが、滋賀の甲賀地方はまだこんな感じです。。
この日の気温は22度と汗ばむ陽気でしたが、週末はまた寒くなりそうです。。
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