小雨の降るなか、滋賀県甲賀市水口町にある『柏木神社』を訪れました。
創建は白鳳元年(673年)と伝えられ、最初は大己貴命(大国主命)を祀る日吉宮と称しました。
鎌倉期になると、源頼朝が鎌倉鶴ヶ岡八幡宮の御分霊を合祀して多くの新田を寄進し、それ以降は若宮八幡宮と称し、柏木荘16か村の鎮守社として栄えたそうです。
天正8年(1580)、織田信長がこの地を攻めた時に当時の楼門は摠見寺(そうけんじ)へ持ち去られ、今も安土城址の摠見寺の二王門としてその姿を見ることができます。
現在のこの楼門は承応3年(1654年)に建立された滋賀県蒲生郡日野町の金剛定寺(中山寺)の旧門と伝えられてます。
寛永9年(1632年)、徳川三代将軍家光の御代に水口城が築かれると、城主は若宮八幡宮を守護神とし、以後は歴代城主の祈願所となりました。
今の柏木神社の名称となったのは明治4年(1871年)のことだそうです。
享保15年(1730年)再建の拝殿
摂社の稲荷大神
次に本殿に向かおうとすると・・・
お稲荷様の御使いと目が合ってしまいました🦊
こんな偶然あるでしょうか?
しばし対峙した後、御使いは鎮守の森へと消えていきました。。
本殿
雨に濡れた青もみじが綺麗
もう少し、どこかに寄ろうと思いましたが、雨が強くなってきたので帰路につきました。
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