本日は海の生き物からこの固着生物をご紹介。
【名前】 カメノテ
【分布】 北海道南西部からマレー半島
【生息環境】 潮間帯岩礁の割れ目
【食性】 プランクトン
カメノテ(亀の手)は石灰質の殻を持つ岩礁海岸の固着生物で、甲殻類ミョウガイ科カメノテ属唯一の種です。
写真のカメノテは三重県志摩半島の某海岸で撮影しました。
大小の尖った三角形の殻(殻板)が並んだ形をしていて、その見た目がカメの手に似ていることからこの名が付きました。
潮間帯岩礁の割れ目に群生し、波によって運ばれてくる餌を普段は三角の殻板に収納されてる蔓脚(まんきゃく)を広げて捕食します。
この爪のような殻の下にある柄部(写真では岩の隙間に突き刺さってて分かりませんが・・)を剥いた中身は食用にでき、とくに愛媛県では味噌汁の具や塩茹でにして食べられてるそうですね。
また、その中身はチヌ釣りの餌などにも利用できるみたいです。
因みにネイチャーテクニカラーシリーズのカメノテのフィギュア持ってます。。
マニアックなフィギュア過ぎて笑えます(笑)
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