お気楽忍者のブログ 弐の巻

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湖南三山 善水寺の青もみじ

2018年06月10日 18時40分21秒 | 行楽・旅行記2

某日、梅雨の晴れ間を利用して滋賀県湖南市にある湖南三山のひとつ天台宗岩根山医王院 国宝善水寺に行ってきました。

奈良時代に元明天皇が国家鎮護の道場として建立し、後に天台宗開祖 傳教大師最澄が天台寺院に改めたと伝えられる古刹です。

 

南北朝時代の貞治五年(1366年)に再建された天台密教仏殿の本殿は昭和29年に国宝に指定されています。

その中にはご本尊の秘仏 薬師如来像(重要文化財:ご開帳時期は未定)が厨子に納められ安置されています。

他にも重要文化財に指定されている梵天、帝釈天、四天王、毘沙門天、文殊菩薩、金剛力士の他、県や市の文化財指定の阿弥陀如来や十二神将などが安置されていて、その様はまさに仏像ワールド。これほどのキャストが現存している寺院も珍しいのではないでしょうか?

美しい庭園も見応えがあります

秋は常楽寺、長寿寺とともに紅葉の名所として有名ですが、最近は青もみじの美しさも湖南市観光協会がアピールしてるみたいですね。

平安時代の初期に最澄が入山し、延暦寺の別院諸堂を建立。

その頃、京の桓武天皇がご病気になり、最澄が薬師仏の宝前で病気平癒の祈祷を行い、湧いた池水の霊水を天皇に献上されたところ、忽ち平癒されたことから、善水寺の寺号を賜わったと伝えられています。

六所権現社。

伊勢、春日、八幡、賀茂、熱田、鹿島の六所の神々を一所に奉安する善水寺開創よりの鎮守の神。

元三大師堂。

江戸時代の正徳三年(1713年)再建の御堂で、元三慈恵大師良源大僧正の等身大尊像を本尊として祀ります。

滋賀では湖東三山(西明寺、百済寺、金剛輪寺)が有名で、湖南三山はマイナー感が否めませんが、いずれも国宝の天台寺院で見所はたくさんありますので皆さんもぜひ!

今回はご住職がお寺の由来や仏像の説明をして下さりました。薬師如来の眷属 十二神将の仏像が気に入っているので、その修復費用として心ばかりの御寄進をしてまいりました。

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