2月2日
水口神社(滋賀県甲賀市)
節分の夜、甲賀市水口町にある水口神社を訪れました。
水口神社は垂仁天皇の時代に稲田姫命(イナダヒメノミコト)がこの地で4年間神鏡を奉じるとともに、大己貴命(オオアナムチノミコト、大国主命)を神鏡守護の神として祀ったのに創まると伝えられてますが、伊勢神宮鎮座の伝承を下敷きにした後世の造作と考えられてます。
まずは本殿にお参りして、厄除けを祈願しました。
大きな巳年の開運招福の絵馬
主祭神は大水口宿禰命(オオミナクチノスクネノミコト)
貞観元年(859年)の『日本三代実録』には、水口社が従五位下から従五位上に昇叙されたことが見え、延喜の制では国幣小社に列していました。中世には大岡寺の護法神として「山王新宮」と称され、東西30町、南北25町といった広大な境内地を有していたとされます。
さて、水口神社を訪れたのは19時から行われる節分祭を見るためで、拝殿にはその準備が整ってました。
19時になると拝殿で追儺式(ついなしき)が始まりました。
追儺式とは、節分などに行われる疫鬼や疫神を払う儀式ですね。
氏子の中で還暦を迎える人たちが拝殿に上がり、神主さんによる祝詞や玉串の奉納が粛々と執り行われました。
つづく
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