2018年10月 和宗総本山 四天王寺(大阪府大阪市天王寺区)
2018年の行楽の様子をダイジェストで再録しています。
四天王寺は推古天皇元年(593年)に造立が開始された聖徳太子建立七大寺のひとつで、山号は荒陵山(あらはかさん)、本尊として救世観音菩薩をお祀りしています。
四天王寺 中心伽藍。
南から仁王門、五重塔、金堂、講堂の順に並ぶ四天王寺式伽藍配置で、日本で最も古い寺院建築様式です。
時刻はまだ朝の8時前だったから、中心伽藍の拝観は叶いませんでした。。。
伊勢神宮遥拝石
江戸時代はここで伊勢神宮の方を向いて遥拝する習慣があったそうです。
南大門の内側には熊野権現礼拝石が鎮座してて、古来より熊野詣にはまずこの場所で熊野を遥拝してから熊野へ向かったと云われています。
このほか、転法輪石、引導石を合わせて四天王寺四石と呼ばれます。
信楽高原鐡道 信楽駅(滋賀県甲賀市)
信楽高原鐡道 信楽駅前では大きな信楽焼のタヌキがお出迎え。
なぜ、信楽焼のタヌキが全国的に有名になったのでしょう?
信楽陶芸村 国道店(滋賀県甲賀市)
戦後の昭和26年に昭和天皇が信楽へ行幸された時、沿道に日の丸の旗を持たせた信楽焼のタヌキがいくつも置かれた光景に昭和天皇がいたく感動されたそうです。
昭和天皇は幼少の頃からタヌキの置物を集めるのが好きだったと云われてます。
「おさなとき あつめしからに なつかしも 信楽焼の 狸を見れば」
その時、昭和天皇が詠まれた歌です。
これが信楽焼のタヌキが全国に知れ渡るきっかけになりました。
大阪城公園(大阪府大阪市中央区)
五七の桐紋は豊臣家の家紋
極楽橋辺りをウロウロしてたら、公園内周遊のロードトレインがやって来ました。
天守閣とのコントラストが何とも不思議ですね
青屋門を出た所に落ち葉を集めて、「♥ WELCOME TO OSAKA」の文字が描かれてました。
外国人観光客向けの心憎い演出で、いかにも日本的な気遣いですね。
しかし、この1年半後にコロナで日本から外国人観光客が消えてしまうとは夢にも思いませんでした。
三木浦マリンパーク(三重県尾鷲市)
この年4回目の三重県尾鷲(おわせ)。
三重県南部の尾鷲市にある三木浦マリンパークは夏は海水浴場として利用されてます。
相変わらず透明度の高いきれいな海で、ここまで来ると南国感がありますね。
漁港でクロソラスズメが釣れました
妻はずっとトウゴロウイワシを釣ってました。
普通のイワシと違って硬いウロコがあるから下ごしらえが大変で、一般には出回らない魚ですが、ウロコ取りなどの労を惜しまなければとっても美味しいお魚です。
釣れた時はウロコ、頭、腹わたを取って、唐揚げにして食べたりしてます。
2018年11月 天台宗 常楽寺(滋賀県湖南市)
滋賀県湖南市にある『湖南三山』のひとつ、天台宗阿星山 常楽寺に一人でぶらっと立ち寄ってみた時の写真です。
常楽寺の創建時期は定かでないものの、奈良時代に元明天皇の勅願により、僧 良弁が紫香楽宮(しがらきのみや)の鬼門封じのために創建したと云われています。
本堂は国宝で、南北朝時代の1360年に再建され、本尊として千手観音をお祀りしてます。
また、常楽寺は近江西国三十三カ所観音霊場第一番札所となってます。
本堂内は写真撮影禁止ですが、千手観音の眷属である二十八部衆の像は一見の価値ありです。
滋賀で紅葉と言えば、湖東三山(百済寺、金剛輪寺、西明寺)や比叡山、永源寺などが有名ですが、最近は湖南地域にある天台宗系寺院の長寿寺、善水寺とこの常楽寺は「湖南三山」を標榜し、新緑や紅葉の名所として観光客誘致を図ってます。
つづく
過去記事<Memories of vacations in 2018(9)>
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