ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

害虫学者の養成所 ( 悪臭のドブ沼) - 3

2019-10-03 06:11:51 | 徒然の記
 バカなことを、次から次へと喋ったものだと、笑い流してはいけません。問題は、そんなところにあるのではないのです。氏がこうしたお喋りをした時、当時の日本のマスコミが、どのように報道したか。あるいは、韓国や北朝鮮や中国が、どのように受け止め、国内政治に反映させていたか ・・・ ここが重要なのです。

 本日は、前回の言葉を、しつこく繰り返して、ブログを始めます。
1つの例を挙げますと、朝日新聞の植村隆記者が、平成3年8月に、元朝鮮人従軍慰安婦から、初めて証言を得たという大スクープ ( 大捏造  ) 記事を書きました。「少女が、女子挺身隊の名前で、戦場に連行され、売春行為を強いられた、」という、内容です。後に捏造が問題になったとき、植村記者は、挺身隊と従軍慰安婦を混同していたと、言い訳をしました。しかし和田氏が、 すでに昭和57年の時点で、 「女子挺身隊の名のもと、慰安婦として、南方に送られ死亡した。」と、大嘘を語っています。

 反日の和田氏は、北朝鮮だけでなく、韓国の反日活動家や政府関係者から信頼され、その言動が大きな影響を与えていました。植村記者の捏造記事も、不注意で混同したのでなく、和田氏の意見の反映だと、私は見ます。国連の人権委員会で、慰安婦の強制連行や奴隷労働などと騒ぎ、日本を弾劾するNPO活動をしているのは日弁連ですが、彼らに材料を提供し、理論的根拠を与えているのが、和田氏だったと、今回のお喋りで分かりました。

 ・  平成10年    「(最初は)、慰安婦問題だけを取り出して、運動できるとは思っていませんでした。」
 ・ 平成 9年 「(国連の)クワラスワミ報告が、採択されたのは、ありがたかった。」

 これは、日弁連や、韓国の反日活動家と連携していなければ、出てこない言葉です。北朝鮮を擁護し、韓国を擁護し、日本を攻撃し続ける氏は、学者というより、反日左翼活動家です。折々の氏の言葉が、どれほど影響力を持っていたかの例を、もう1つあげます。

 当時の社会党委員長だった土井氏は、「拉致なんて産経新聞の捏造」「北朝鮮が、そんなことをするはずがない。」と、言いつづけましたが、和田氏と無関係だったのでしょうか。直接の接触はなかったとしても、著名な東大の教授が否定しているのですから、あい通じるものがあったと、考える方が自然でしょう。

 これほど杜撰で、言説を変える和田氏なのに、なぜ日本の学界やマスコミが重用するのか。その理由は簡単です。それは氏が、「東京大学社会科学研究所・名誉教授」だからです。この研究所は、戦後の学界では、反日・左翼の害虫たちにとって、由緒のある組織です。ネットの情報を転記いたします。

 「昭和21年、南原繁東大総長のイニシアチブで、」「平和民主国家及び、文化日本建設のための、」「真に科学的な、調査研究を目指す機関として、」「同大学に付置された。」「初代の研究所長は、矢内原忠雄。」

 矢内原氏は、南原氏の次の東大総長になっています。偏見に満ちた私の言葉で、簡単に言いますと、この組織は、日本の学界に君臨する、反日・左翼学者の育成機関であり、互助組織です。各種政府委員への推薦、政府関係機関への世話、学内での昇進、他大学への就職斡旋などをする、様々な力を持っています。マスコミ関係の研究会参加や、論文の寄稿で、言論の自由ための論陣を張り、政府権力から守る働きもします。これはら全て、無償のボランティアでなく、相応の報酬が付随しています。

 今年81歳ですが、今でも氏は、安倍内閣による、韓国への輸出規制に難癖をつけ、相変わらずマスコミが、有識者の意見として報道しています。氏への毀誉褒貶があるとしても、変わりなく氏は健在で、おそらく死ぬまで反日を貫き、害虫の育成に力を尽くすはずです。

 この腐ったドブ沼からは、書けばいくらでも、ヘドロの塊が出てきます。東京大学社会科学研究所が、立派な場所だと思っていた人は、早速考えを改めてください。初めて知った人は、日本を汚染する東大の恥部として、記憶に残してください。

 ついでに付言しておきますと、あの醜悪な「昭和天皇拝謁記」を、盗み書きし、公務員の守秘義務違反をした島田氏と、南原氏は、無教会派のキリスト教徒だった内村鑑三氏の、薫陶を受けた仲間です。彼らに、皇室への尊敬や敬意の念がないことは、拝謁記が私たちに教えました。その南原氏が創設した、東京大学社会科学研究所が、臭気の漂うドブ沼であっても、なんの不思議もありません。興味のある方は、どうか自分でお調べください。

 私は、自分の健康のため、吐き気を催さない前に、このブログをやめます。
コメント (2)
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