ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

「伊藤貫の真剣な雑談 」( チャンネル桜の新番組 )

2023-07-16 07:21:54 | 徒然の記

 今日から紹介する動画は、チャンネル桜が提供する伊藤貫氏の単独番組です。制作年月日もハッキリしていますし、18回シリーズですから、伊藤氏の意見が明確になります

   1.「馬渕睦男 VS 伊藤貫 ( 1 ) 」            2. 「馬渕睦男 VS 伊藤貫 ( 2 ) 」

 前回紹介した上記2編は、チャンネル桜の討論番組から伊藤・馬渕氏の意見を切り取って編集したものでしたが、18回シリーズは伊藤氏だけの番組です。タイトルを紹介しますと、下記の通りです。

  1.  「伊藤貫の真剣な雑談 ( 第1回前半 ) 」   令和3年10月22日

  2. 「伊藤貫の真剣な雑談 ( 第1回後半 )」    令和3年10月23日

 前回の2編は何年前の制作か分かりませんが、伊藤氏を支持する人が多かったため、チャンネル桜が14回シリーズとして2年前に作ったのではないかと推察します。紹介する2編のタイトルの頭に「新番組」と書かれてれていたところから、それが伺えます。

 先月の18日、私は『5年前の「年末特別対談」動画  ( 自称保守の人たち )』というタイトルでブログを書きました。動画は平成30年の製作 ( 今から5年前 )、安倍内閣の時のもので、チャンネル桜の水島氏と伊藤氏の対談でした。

 その時伊藤氏は、「アメリカの重要な2つの対日政策」」を説明しました。6月18日のブログと重複しますが、文章を再転記します。

  1. どんなことがあっても、日本には再軍備をさせない

  2. たとえ中国、韓国、北朝鮮が核を持っても、日本にだけは核を持たせない。

 「つまりアメリカは、日本を永遠に保護国、というより植民地にすると言うことですね。」

 「日本に自衛隊があるからと言って、アメリカに逆らえば、自衛隊の武器は即座に使えなくなります。暗号化されたブラックボックスが組み込まれている武器ですから、アメリカはいつでも自衛隊の武器や装備を無力化できるのです。」

 「表向き、日本は独立国ということになっていますが、敗戦以来、防衛と外交についてはアメリカの保護国のままなんですよ。」

 この時の印象を、私はブログに次のように書きました。

 「楽しそうに、得意そうに喋る伊藤氏が不思議でならず、1時間半の動画をつい最後まで見てしまいました。」

 氏はさらに楽しそうに語っていました。

 「私がアメリカから帰ってきて、一番に感じたことは、日本の保守と呼ばれる人たちが、中国と韓国と北朝鮮の悪口ばかり言っていると言うことでした。」

 「中国経済は大したことはない、韓国は口先だけの国だ、北朝鮮は危険な独裁国だなどと、年から年中、悪口を言っているだけ、国の独立を考えようとせず、自己満足のための批判と悪口ばかりです。」

 これから先の長い叙述も、6月18日の「ねこ庭」の内容ですから、覚えている方はスルーしてください。何度でも言わずにおれなくなる気持ちを理解して下さる方だけ、読み進んでください。

 氏の意見には、私と共通する米国認識がありますが、楽しそうに、得意そうに喋る話題でありませんので、水島氏みたいにうなづく気になれません。相手の話に耳を傾けると言うより、自分の意見を機関銃のように喋り、騒々しい話し方をする博学な人物であることは確認できました。

 米国、フランス、あるいはドイツ、イタリア、イギリスなどに在住している日本人評論家には、共通するパターンがあります。

 「日本の政治家は、学者は、マスコミは、」と、常に見下したように批判し、最後には、こうした人々に騙されている日本国民の意識の低さを指摘する。」

 暗い顔で脅さず、楽しそうに喋るところが違うだけで、話の中身は日本国民と日本への批判ですから、聞いていると不愉快になります。

 日本を愛する政治家と学者と国民が、「憲法改正」と「皇室護持」のため、どれほど反日勢力と戦っているか。全ては伊藤氏の言う「アメリカの保護国」からの脱出のためです。

 女性宮家と女系天皇に反対しているのは、国の土台である皇室を守ろうとしている踏ん張りです。敗戦後多くの国民に「国の防衛」と「皇室護持」考えさせなくしたのは、GHQが作った国際法違反の「日本国憲法」です。

 1 時間半も喋りながら氏は、「日本の独立のためには、憲法改正がその第一歩だ。」と、肝心のことに言及しませんでした。

 ずっと日本にいて、国を愛する多くの国民を見ているはずなのに、水島氏は氏の愚論に一つの反論もしませんでした。自称保守にも、色々な人間がいますから、息子たちがこういう人たちに惑わされないことを祈りました。

 以上で転記を終わりますが、なぜこんな面倒なことをしたかと言いますと、18回のシリーズを見なくても動画の内容が予測できる感があり、次のことを息子たちに伝えたくなったからです。

 「14回番組を見ない前から、氏に期待していない自分がいます。」

 「もしかすると、長いシリーズの中で、氏を見直す奇跡があるのかもしれない。」

 次回は、奇跡を期待しつつ1番目の動画を紹介します。

  1.  「伊藤貫の真剣な雑談 ( 第1回前半 ) 」   令和3年10月22日

  2. 「伊藤貫の真剣な雑談 ( 第1回後半 )」    令和3年10月23日

コメント (2)
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