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ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

伊藤貫の真剣な雑談 - 12 ( 共産党親派のボウフラ君 )

2023-07-24 19:56:24 | 徒然の記

  3. 「伊藤貫の真剣な雑談 ( 第2回前半 )」 ・・国家の存立を左右する国際政治学の6つのパラダイム

 本日午前8時35分に、久しぶりにボウフラ君のコメントが入っていました。猛暑のため何を勘違いしたのか、「ねこ庭」を訪ねて来ました。読んでみて面白かったので、「ねこ庭」で紹介することにしました。従って今回は、予定変更です。

 ボウフラ君は共産党親派なので、「ねこ庭」を敵視していますから、「敵の敵は味方」とばかりに伊藤氏の弁護をして来ました。

 「相変わらず、文章が読めない爺だな。」
 
 これが第一行で、伊藤氏に似た礼儀知らずの言葉ですが、面白いのはこれから先の屁理屈です。
 
 「過去三十年間調査研究してきた」イコールその年代だけ、な訳無いだろ。調査研究してきた期間が三十年間なのであって、その対象はそれより過去も含まれると、何故思い至らない?」

 「お前は本当に「自分に都合良く解釈する」な。そういう「思い込み」で「勝手に決め付け」るのが「自称保守」なのだな。」
 
 なぜボウフラ君が文句をつけているのか、それは私の次の言葉にあります。
 
 「自分はたったの過去30年のことしか喋れず、77年前の戦前戦後史も知らず、的外れな話をしているのに、〈過去500年の国際政治史〉と大見栄を切っています。」
 
 伊藤氏は過去30年間のことを喋っているのでなく、「調査研究してきた期間が三十年間なのであって、その対象はそれより過去も含まれる。」と、ボウフラ君が氏の肩を持っています。
 
 せっかちで早とちりのボウフラ君は、自分が氏のお喋りを読んでいないことを、頼んでもいないのに白状しています。面倒を厭わず、あわて者のボウフラ君のため、氏の雑談を少しだけ転記しましょう。
 
  ・アメリカ国民は過去35年間、生活レベルが停滞、もしくは低下している。

  ・ボトムの国民の70%は、過去35年間アメリカのGDPは増えてきたのにもかかわらず、生活レベルは停滞、もしくは低下してきた。

  ・軍事費などどうでもいいから、自分たちの生活を何とかしろ、年金をちゃんと増やせ、生活費をなんとかしろという意見になる。

  ・ワシントンでアメリカの外交政策を眺めていると、今は2から3へと移りつつあると考えられる。

  ・私も30年前から、日本は核を持つべきで、その時は地上に置くのでなく、潜水艦に設置すべきだと言っている。

  ・その証拠に、過去30年間アメリカの貧富の差が拡大してきたグラフを見ると、クリントン・オバマ政権時代の方が、ブッシュ・トランプ時代に比較してよほど早い。

  ・アメリカは過去30年間、世界の他の国に過剰に武力介入してきた。その結果は、国際紛争を悪化させただけだ。

 読めば一目瞭然、伊藤氏は30年間研究した結果を雑談しているのでなく、過去30年間についてお喋りをしています。「雉も鳴かずば撃たれまいに」と言う諺がありますが、ボウフラ君がその通りを実行して見せました。
 
 「お前のように時間を持て余して本を読んでいる暇人と違い、暑さも寒さも関係なく、俺は忙しく働いている。」
 
 それにしては、ボウフラ君がコメントを入れて来た時間は朝の8時30分です。世間の人々が通勤している時間帯に、「ねこ庭」で悪態をつく暇がある便利な仕事をしているようです。
 
 礼儀知らずで悪態をついても、ボウフラ君には憎めないところがありますので、なぜ恥も外聞も捨て、不都合な時間にコメントを入れて来たかにつき、私なりの理解をしています。もしかすると、ボウフラ君は次の言葉に反応し、共産党の志位氏に報告したくなったのかも知れません。
 
 「貴方がいつまで日本にいたのか知りませんが、反日左翼勢力が共産党と一体になり戦後の日本で跋扈した事実に、何の疑問も抱かなかったのでしょうか。GHQが残していった三つの〈トロイの木馬〉が、どれほど巨大な力で日本を支配しているのか、そう言うことも気づかなかったのですか。」 

 共産党が三つの〈トロイの木馬〉と一体となり、日本の核武装理論を邪魔して来た事実が世間に広まっては大変と、慌ててしまったのではないでしょうか。ボウフラ君のコメントは削除しましたが、一部を「ねこ庭」に残しておく価値がありそうな気がしました。

 多くの人をたぶらかす伊藤氏の悪辣さに比べたら、ボウフラ君の実害は「ねこ庭」の片隅を汚すだけですから、可愛いものではありませんか。

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伊藤貫の真剣な雑談 - 11 ( 鄧小平氏の言葉 )

2023-07-24 12:41:31 | 徒然の記

   2. 「伊藤貫の真剣な雑談 ( 第1回後半 )」 ・・日本の保守の悪口

 伊藤氏の雑談の紹介を続けます。

 ・中国、ロシア、北朝鮮と周りの3つの国が核武装し、韓国も核武装の方向に向かっていると、それにもかかわらず日本の外務省、防衛省、自衛隊は何の議論もしない。

 ・だから日本のレベル、とくに日本の保守派のレベルはものすごく低い。

 ・日本の保守派に言いたいのは、中国の悪口、韓国の悪口、北朝鮮の悪口とか、そう言うことばかりやっていたら、日本はどんどん沈没していくということ。

 ・そんなくだらない議論をするよりも、自分たちの置かれた状況をもっと現実的に分析し、日本は核を持たざるを得ない方向へ追い込まれていること、韓国もその方向へ向かっていることを認識し、日本も核武装すべきと言う方向に国内の世論を向けて欲しい。

 ・で、これでお終いです。どうも有難うございました。

 爽やかな笑顔で氏の動画が終わりました。今回は視聴者の方のコメントを12件紹介しますが、私と違い、ほとんどの人物が氏の意見に同意し、核保有の議論をしない日本の保守層に疑問を抱いています。

 アメリカの反日左翼勢力というより、馬渕氏の言うウォール街のグローバリスト資本家たちが、日本にそれをさせないため残した「3つのトロイの木馬」が今もそれを阻んでいる現実を、一人の方を除いて誰も見ていません。

 伊藤氏はもちろん喋りませんし、馬渕氏も踏み込みませんでした。韓国と違う日本の特殊事情を知れば、もう少し違ったコメントになる気がしますが、それでも氏のような怪しげな保守の言葉に頼らざるを得ない、真剣な国民の声です。心してお読みください。(  誤字、脱字は訂正していません。 )

〈 コメント1. 〉

  とても勉強になりました。腑に落ちました。日本の言論人が薄っぺらいかわかりました。

〈 コメント2. 〉
 
         日本も原潜を持つべき楽しみな番組が、増えました。他国から見た日本の現状、刺激になります。
 
〈 コメント4. 〉
 
      韓国が正常な思考ができるというのは、日本より優れているというより、日本のような縛りがなかったからだとも思います。縛りというのは、ながらく、歴史問題に足をとられ、中韓の批判を真に受け、アメリカも日本の自立を望んでいないという現実があったからという原因もあると思います。  そうは言っても、保守言論人くらいは、自由に、核保有も含めた、戦略的な議論を展開してほしいですね。待ったなしの現状なのに。韓国が核を保有したら、増々笠に着て、日本を恫喝しそう。
 
〈 コメント5. 〉
 
      アジアのバランス・オブ・パワーの維持のためには日本の核武装が必要かもですね・・・。
 
          日本国が。外交政策の為の核保有は、正しい選択だと思います。
 
〈 コメント7. 〉
 
          日本の核武装は、米国にとっても良い状況を作る。
 
 〈 コメント8. 〉
 
         伊藤先生と同年の私ですが先生若々しいですね 貴重な意見ご指導感謝します。日本に住んでいると世界がわからなくなりますね 恐ろしいことですね これからも雑談どんどんしてください。
 
 〈 コメント9. 〉
 
  やはり、自主防衛ですね。核保有は当たり前。現在に日米安保条約を改正しなければなりません。日本の軍隊?も、アメリカの領土防衛のため尽くすのが常識です。
 
 〈 コメント10. 〉
 
  伊藤先生、日本を心底ご心配されていることに対し、尊敬します。有難うございます。正直、ちょっとこれまでは、煮えたぎらない方かなという気持ちもありましたが、先生のお話を伺いそのお気持ちが良く理解できました。韓国は私は嫌いですが、国を思う気持ちは、日本よりはるかに立派であることがわかり、その点については尊敬したいと思います。
 
 〈 コメント11. 〉
 
         日本周辺の核ミサイル配置状況は日本に向け、中国が何千発の水爆、原爆の核ミサイルを、北朝鮮が何十発の水爆、原爆の核ミサイルを、そして、これからは韓国が核ミサイルを日本に向けようとしていますが、日本は相変わらず、平和ボケでいます。
        政府機関は全て対策を検討していないようですね。このような事態で何が最も可哀想なのか、それは国民の生命が無視されていることです。さらに、このような状況は、いつも日本が、周辺の国々に好き勝手に、苛められ、最悪、奴隷か滅ばされることに繋がるものと確信します。戦争をするために核武装するのではなく、あくまでも抑止するために持つものです。一刻も早く日本人は核武装について目覚なけれは手遅れだと確信します。! 
 
〈 コメント12. 〉
 
        伊藤先生のお話を聞くにつれ、日本の政治家、政府の情けなさが 浮き彫りになりました。本当に歯がゆい。
 
 視聴者の方のコメントを紹介しながら、改革開放政策を進めていた時の鄧小平氏の言葉を思い出しています。
 
 「白猫でも黒猫でも、ネズミを捕る猫は良い猫だ。」
 
 次回からは、下記雑談の紹介になります。

   3. 「伊藤貫の真剣な雑談 ( 第2回前半 )」 ・・国家の存立を左右する国際政治学の6つのパラダイム

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伊藤貫の真剣な雑談 - 10 ( 日本を知らない、国際政治・金融アナリスト )

2023-07-24 00:17:18 | 徒然の記

   2. 「伊藤貫の真剣な雑談 ( 第1回後半 )」 ・・日本の保守の悪口

 今回も前の続きで同じタイトルですが、日本の保守の悪口」内容を変えました。

 ・韓国のようなまともな議論ができないのが、日本の保守だ。

 ・日本の保守の月刊誌というのは、核戦略理論とか、国際政治理論とか、過去500年間の国際政治史とか、そう言うレベルの議論ではない。

 自分はたったの過去30年のことしか喋れず、77年前の戦前戦後史も知らず、的外れな話をしているのに、「過去500年の国際政治史」と大見栄を切っています。息子たちにだけ言います。

 「よく見ておきなさいよ。こう言う人物が世を惑わす害虫です。誰のためにもならない、軽薄なお喋りをして、日本国民をダメにします。」

 ・ハッキリ言って、日本の保守派は中国の悪口、北朝鮮の悪口、左翼の悪口、朝日の悪口、NHKの悪口・・要するに周りの国の悪口か、左翼の悪口を言うだけで、何の脳みそも持っていない。

 ・日本の保守派は、少なくともこうした核戦略議論ができる韓国人に比べると、よっぽどレベルが低い。日本の保守も、自由民主党の政治家にも、要するに「知的誠実さ」「知的堅固さ」が無い。

 話に夢中になると、唇の両はしに白いつばきをためる人が時々います。都度ハンカチで拭けば良いのにそれもしないため、汚らしくて話を聞く気になれませんが、伊藤氏もその仲間でした。不愉快な話をしている上に、汚い白い唾が口の両端に溜まるのですから我慢するのに苦労します。

 ・驚くべきことに、外務省、防衛省、自衛隊は、今でも韓国のような議論が全くできないから、本当の戦略論ができない。

 ・霞ヶ関の役人と、日本の自衛隊の最高幹部、あの連中がすごく出来が悪いからこうなる。

 ワシントンに住み、ビジネス・コンサルティング会社とロビイスト事務所で、国際政治・金融アナリストとして勤務している氏は、本拠地が日本でなくアメリカです。アメリカの保守派たちと日本の悪口を言いながら暮らしている様子が、見えて来ます。

 平成20年に「田母神論文事件」というものがありました。自衛隊の航空幕僚長だった田母神俊雄氏が、政府見解と異なる論文を発表した問題でした。NHK、朝日新聞、共同通信社と言った反日・左翼メデイアが連日大騒ぎし、国会が揺れました。

 田母神氏は国会に呼ばれましたが、意見を述べる機会を与えられず、議員たちから罵倒されるだけで、最後は罷免されました。氏の論文の一部を紹介します。

 「もし日本が侵略国家であったというのならば、当時の列強といわれる国で、侵略国家でなかった国はどこかと問いたい。よその国がやったから日本もやっていいということにはならないが、日本だけが侵略国家だといわれる筋合いもない。以上のことから、〈 日本は侵略国家だった 〉などというのは濡れ衣である。」

 つまり氏は「日本国憲法」の基本思想である「東京裁判史観」を否定し、「日本は立派な国である。」と主張していました。氏の意見は正論でしたが、議員は誰一人弁護せず、罷免という最低の扱いで氏を自衛隊から追放しました。霞ヶ関と防衛省の役人のレベルは知りませんが、自衛隊の最高幹部の出来が悪いなど、どの口が言うのかと伊藤氏を軽蔑したくなります。

 外務省、防衛省、自衛隊が、今でも韓国のような議論がなぜできないのか。氏は田母神事件を知らないのでしょう。そうでなければ、ここまで自衛隊の最高幹部を酷評する非礼はしない気がします。

 ここでも私は、一言氏にお返しの言葉を贈ります。

 「貴方はアメリカの国際金融資本家たちが、敗戦国となった日本で何をしたかを知らないのですか。」

   ・日本だけを侵略国家として断罪し、日本の指導者を絞首刑にしようと東京裁判を強行した

   ・日本だけが悪い国だと言う思想で作った「日本国憲法」を、国際法違反と知りながら押しつけた

 「GHQが日本を去った後も、彼らのために協力する三つの〈トロイの木馬〉を残していたことも、貴方は知らないようですね。」

    1.   亡国の「日本国憲法」

    2.  「日本国憲法」を学界・教育界に宣伝・普及させるための「学者集団組織」・・日本学術会議と東大社会科学研究所

    3. 「日本国憲法」を全国民に宣伝・普及させるための「大手マスコミ組織」・・主としてNHK、共同通信社、朝日新聞等

 「日本の保守の人々が、左翼学者を批判し、大手マスコミを攻撃しているのは、悪口を言うしか脳がないのでなく、日々が彼らとの戦いである日本の現実がそうさせているのです。」

 「貴方がいつまで日本にいたのか知りませんが、反日左翼勢力が共産党と一体になり戦後の日本で跋扈した事実に、何の疑問も抱かなかったのでしょうか。GHQが残していった三つの〈トロイの木馬〉が、どれほど巨大な力で日本を支配しているのか、そう言うことも気づかなかったのですか。」 

 「過去500年の国際政治史」という大風呂敷を広げ、動画の読者を惑わせる前に、せめて77年前の日本史を勉強しなさいと、一言で済まなくなりましたが、これらの言葉を氏に贈りたいと思います。

   2. 「伊藤貫の真剣な雑談 ( 第1回後半 )」 ・・日本の保守の悪口

 次回も、自称保守の氏の意見を紹介します。不愉快になった方はスルーしてください。

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