本日私が試みようとしているのは、ネット社会で最高レベルの識者と言われている伊藤貫、馬渕睦男の両氏が、肝心な日本の問題点に関しその知識を披露していない事実を、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に証明することです。
根拠として使うデータは、主として下記の2つです。
1. NHK NEWSWEB 『昭和天皇拝謁記』 ( 令和元年8月17日報道 )
NHKスペシャル『昭和天皇は何を語ったか』 ( 令和元年8月17日報道 )
副題「初代宮内庁長官・田島道治が詳細に書き残した『拝謁記』」
2. 「ねこ庭」で紹介した「過去のシリーズ記事」
・平成28年2月 『東條英機・歴史の証言』( 渡部昇一 ) ( 6回シリーズ )
・平成28年2月 『大東亜戦争肯定論』( 林房雄 ) ( 16回シリーズ )
・平成29年4月 『日本終戦史』( 読売新聞社 ) ( 7回シリーズ )
・平成29年6月 『岡田啓介回顧録』( 岡田啓介 ) ( 5回シリーズ )
・平成29年10月 『なぜ外務省はダメになったか』( 村田良平 ) ( 8回シリーズ )
・平成30年2月 『敗戦日本の内側』( 富田健二 ) ( 12回シリーズ )
・平成30年3月 『統帥権について』( 三つま真吾 ) ( 7回シリーズ )
・平成30年6月 『共同通信社』( ウィキペディア ) ( 10回シリーズ )
・平成30年7月 『戦争と沖縄』( 池宮城秀意 ) ( 8回シリーズ )
・平成30年8月 『日露戦争』( 古谷哲夫 ) ( 7回シリーズ )
・平成30年10月 『この落差』( 国連人権委員会報告 ) ( 18回シリーズ )
・平成30年11月 『アメリカの正義に騙されるな』( 山本裕司・大野彩子 ) ( 8回シリーズ )
・平成30年11月 『大いなる失敗』( スビグネツ・ブレジンスキー ) ( 11回シリーズ )
・平成30年11月 『非聖戦』( ジョン・クーリー ) ( 9回シリーズ )
・令和元年1月 『南京事件の総括』( 田中正明 ) ( 15回シリーズ )
・令和元年5月 『日韓併合小史』( 山部健太郎 ) ( 11回シリーズ )
・令和元年6月 『戦争と正義』( トムハンゲルト・ハート、エドワード・リネンソール ) ( 8回シリーズ )
・令和元年6月 『それでもチェコは戦う』( カレン・バールタ ) ( 6回シリーズ )
・令和元年8月 「奢るNHK」 ( 「ねこ庭」のブログ ) ( 49回シリーズ )
訪問される方々には煩わしいだけかと思いますが、これからする証明が、根拠のない思いつきでなく、こうした本に基づく意見だと知ってもらいたいからです。参考のため読書家でもある両氏の略歴を、再度紹介します。
伊藤貫氏 ・・
・東京都出身、昭和28年生まれ、東京大学経済学部卒。参議院議員山谷えりこ氏の実弟
・アメリカ・ワシントンD.C在住、国際政治アナリスト、米国金融アナリスト、政治思想家、日本の評論家
・ワシントンのビジネス・コンサルティング会社とロビイスト事務所で、国際政治・金融アナリストとして勤務
馬渕睦男氏 ・・
・京都府出身、昭和21年生まれ、京都大学法学部中退、ケンブリッジ大学経済学部卒業
・京大在学中に外交官試験に合格したため、中退して外務省入省
・日本の作家、元外交官
・イスラエル大使館公使、タイ大使館特命全権大使、キューバ国駐箚特命全権大使、駐ウクライナ兼モルドバ大使、
・防衛大学教授
・日本文化チャンネル桜・コメンテーター
事前説明が長くなりましたが、次回から両氏が肝心な日本の問題点に関し、その知識を披露していない事実を証明します。証明の順番は以下の通りです。
〈 戦後の日本が先送りしてきた重要案件 〉
1. 亡国の「日本国憲法」を、戦後77年経ってもなぜ改正できないのか
2. 皇室崩壊の要因となった「11宮家の皇籍離脱」を、戦後77年経ってもなぜ元に戻せないのか