田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

風花

2008-01-13 22:20:01 | Weblog
1月13日 日曜日 晴れ
●日光はみわたすかぎり雪。雪の日光ははじめてだった。霧降の「山のレストラン」で食事をして、娘家族がすべっている細尾のスケートリンクまで歩いた。

●歓声をあげながら、雪つぶてを投げあって家族づれがとおりすぎていく。雪はどうしてこうもわたしたち大人まで童心にかえらせてくれるのだろう。

●孫たちは三度目のスケートリンクなのでだいぶうまくすべれるようになった。

●周囲の山は雪におおわれている。吹く風はつめたい。はだをさすような風だ。

●カミサンはシャッターをたてつづけに切っている。リンクからはスケーターのあげる歓声がきこえる。二階の室内リンクではホッケーの試合がとりおこなわれている。どよめきがきこえる。

●白銀の世界のひろがりのなかでこころまで澄んでいく。この寒気のもたらす緊張感がすきだ。小説と真剣にとりくみ今年こそ成果をあげる。まいどのとだがそんなことばかり考えていた。

●繊枝に咲いた雪の花が風に吹かれて風花となる。さあっとまいあがる。きれいだ。なにもかもわすれて、ただみつめていた。

       

       

       


成人式

2008-01-13 21:20:41 | Weblog
1月13日 日曜日 晴れ
●成人式だった。塾の卒業生のF 君が遊びにきてくれる。うれしかった。5年ほど前の卒業生だ。すごくたくましい若者になった。成人式おめでとう。

●わたしは塾生とのつきあいは、一生と思っているのですごくうれしかった。卒業生がときおりおもいだしたように訪ねてきてくれる。うれしいものだ。卒業した後もずっと連絡がとだえず、交際がつづくというのはたのしいことだ。みんな大人になっていき、話し相手ができてこんなうれしいことはない。教育は学生たい教師、大人になってしまえばもう関係なし。そんなことはない。おとなになったらおたがいに切磋琢磨する同志として精進しつづけたいものだ。

●教育をその場限りの、受験のためだけにあると考える風潮がある。とんでもない。その子の生きざま、人生観にまでかかわってくる、やりがいはあるが、すごくむずかしいものだ。ともかくこれからまだいけそうだ。元気なうちはがんばって教壇にたちつづけたい。生涯現役をつらぬきたい。

●そして、わたしも成人式をすませた若者のつもりで、小説をかきつづけたい。精神は老いることはない。