田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

英語より国語が大切だ

2008-01-27 13:11:37 | Weblog
1月27日 日曜日 晴れ
●そうなんだよな。と思った。昨日のプログで国語教育について書いた。今日の朝日新聞で、入試に国語リスニング、という記事を読んだ。

●学生の聞き取り能力の低下ははなはだしいものがある。遠くのほうからわが塾の評判をきいて、英語のクラスに中一の男子生徒がはいってきた。二週間ほどたって、お母さんから電話があった。「先生の日本語の説明がわからない」と子どもが訴えているというのだ。

●日本語の聞き取り能力、書く力がぼろぼろだ。英語を教えるどころのさわぎではない。こういうことは、現場で毎日、生徒たちと格闘している先生でなければわからない。テレビでしたり顔でコメントしている識者をみるとどなりつけたくなる。

●おおげさな。というかもしれない。彼らにはなにも分かっていない。

●話したことが、例えそれが大人であってもこちらの真意が理解されないのだ。
そういう場所に住んでみないと、なにも分からないと思う。田舎暮らしはたのしい。でもそれは人とかかわりあいをもたなければ、という但し書きのつく地方がおおいのではないのだろうか。地方の都会との文化レベルの格差をだれか問題にして論じてくれないだろうか。

●ともかく、国語力を高めようとする意欲には大賛成だ。でもわたしの住む県では町では、どうなるのだろうか?

●いまわたしが真剣に考えているのは「母と子の作文教室」だ。もちろん無料。それでも参加者は望めないだろう。


小さな旅「輝きを待つ」を見て

2008-01-27 09:23:17 | Weblog
1月27日 日曜日 晴れ
●日曜日なのでNHK で、小さな旅「輝きを待つ」、を見た。隣町日光の天然氷が話題になっていた。途中からだったが、たぶん山窪地区でしたよね。いまではもうこうした自然を相手に、自然の恵みによって氷をつくるなんて場所は全国でも数箇所とのことだ。「自然だものね。さからえませんよ」85歳のおばあちゃんが話していた。印象的だった。暖冬でまだ今年は切りだすことができるほど、厚く氷がはらないことにたいする嘆きだ。

●そのあとで、町の有志がこの天然氷の製法を残そうと立ち上がった様子に映像はかわった。これもよかった。かき氷を氷池にはった氷の表面に撒き小さなゴミを一緒に掃きとる。すばらしい知恵だ。背後に氷室が映っていた。これも鄙びた風景でよかった。わたしの記憶にある氷室とそっくりだった。

●とくにわたしにはありがたかった。こうした場面、光景がわたしの子供のころにはこの町にもあった。竹のレールの上を走る氷。あの上に乗れたら。無邪気にそんなことを考えていた幼年時代のことをシリーズで書こうとしているのでうれしかった。取材をさせてもらったようなものだ。NHKさんありがとう。いろいろ話題がこのところ豊富ですが、すばらしい番組もいっぱい提供してくれているのですから誇りをもってがんばってください。