寂しげな 少女の瞳に 背を向ける

2006年08月23日 | 僕…
地元じゃ負け知らずの僕です。
そんな地元の駅前を闊歩しています。

突然コンビニから「店長!」と叫ぶ…女性の声です。
すると男性店員が…駅前交番に走って行きます。
野次馬野郎の僕は…コンビニに急行します。

中学生くらいの少女が…コンビニの店長らしき男性に捕まっています。
女性店員は…少女が握り締める鞄を奪おうとしてます。
しかし少女は決して…小さな黒い鞄を放しません。

店長たちは少女を…店内に押し込めます。
少女は目に涙を溜めて…それに抵抗をしています。
すると警察官が現れ…少女は仕方なく店内に入ります。
その去り際の少女の目は…誰か助けを求めているようでした。

彼女は万引きをしたのは…周りの状況から解ります。
しかし彼女がコンビニで…いくら分の品物を盗ったかは謎です。
でもたかがコンビニです…数万円と云う事はないでしょう。

僕は一瞬…彼女の盗んだ代金を立て替えようかと思いました。
微々たる品物を盗っただけで…彼女の人生は奈落の底です。
まだまだ将来ある若者を…こんな事で落ち毀れさせてはと思います。

しかし甘やかしたら…彼女はもっと堕落するかもとも思います。
そんな事を考え…その現場を立ち去ります。
でもその後…ず~っとブルーの僕でした。


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