湧き上がる 老人パワーは 何処から

僕のウォーキング＆ジョギングは…まだ続いています。
膝と腰が悪い僕は…ウォーキングを中心に軽くジョギングをします。
この方法は各雑誌でも紹介されており…無理をしなくても良い感じです。

僕は自分的に…二つのコースを設置しています。
通常は自宅近くにある…川辺の直線コースがあります。
そして稽古場近くの施設を一周する…円周コースです。

今日のウォーキンは…地元の直線コースです。
勿論自分の意思で…何処かで折り返します。
そうでないと…地球の果てまで行ってしまいます。

気持ち良く汗を流していると…正面からオジサンが走って来ます。
そのオジサンは…僕が10年前に通っていたスポーツジムにいた人です。
オジサンはトライアスロンを愛好していて…60歳を過ぎていました。

そのオジサンが…まだ健在で走っていました。
多分70歳は超えていると思われる…オジサンです。
僕は久し振りにお会いするオジサンに…声を掛けます。

『こんにちは！…お久し振りです！』
「…」
オジサンは僕に気付く事なく…軽快に走り去ります。

オジサンは一点を見つめて走っていて…僕に気付きません。
オジサンは息が乱れる事なく…僕の横を走り抜けます。
オジサンは10年前も…運動中は話し掛けても無視でした。

そんな熱いオジサンに久し振りに会い…熱くなる僕です。
そんな真剣なオジサンに久し振りに会い…嬉しい僕です。
そんなパワーなオジサンに久し振りに会い…頑張っちゃう僕です

気付かない内に…10㌔完歩していた僕です。
でも実は直線５㌔地点で…少し飛ばして疲れた僕です。
しかし折り返して…後５㌔歩かないと帰れないので仕方ありません。

マジシャンのマギー司郎さんは…山手線沿いをウォーキングするそうです。
何故なら疲れたら…その時点で山手線に乗って帰って来るそうです。
『なるほどね』…今日その方法がベストだと理解した僕なのです。