人通りの少ない…某所です。
稽古場に向う…少し遅刻の僕です。
早く着く為には…少々の違反も仕方ありません。
只今歩行者用信号は…赤です。
そこに急いでる僕に…悪魔の声が聞こえます。
〈ここは車の通りが少ないから…チャンスだ渡っちゃえ!〉
すると「赤はなんですか?」と…声がします。
「はい!渡っちゃ駄目ですね」…振り返ると人が居ます。
「はい!待っていましょうね」と…一人の老婆が話しています。
少しヒキ気味の…急ぎ足の僕です。
でも「まだまだ待って」と…老婆は言ってます。
しかし彼女は…自分の足元に向って話し掛けています。
良く見ると…そこには小さな仔犬がいます。
「良い子ですね~」と…老婆は犬と話しています。
僕に話していると勘違いしたので…少し照れくさい感じです。
すると「はい!青です」と…叫ぶ僕です。
そして「渡りますよ」と…歩き出す老婆と犬です。
その合図で…横断歩道を渡り始めた僕なのであります。
なにか老婆に調教された…今日のオノ犬
でした。
『ワ~ン!』
稽古場に向う…少し遅刻の僕です。
早く着く為には…少々の違反も仕方ありません。
只今歩行者用信号は…赤です。
そこに急いでる僕に…悪魔の声が聞こえます。
〈ここは車の通りが少ないから…チャンスだ渡っちゃえ!〉
すると「赤はなんですか?」と…声がします。
「はい!渡っちゃ駄目ですね」…振り返ると人が居ます。
「はい!待っていましょうね」と…一人の老婆が話しています。
少しヒキ気味の…急ぎ足の僕です。
でも「まだまだ待って」と…老婆は言ってます。
しかし彼女は…自分の足元に向って話し掛けています。
良く見ると…そこには小さな仔犬がいます。
「良い子ですね~」と…老婆は犬と話しています。
僕に話していると勘違いしたので…少し照れくさい感じです。
すると「はい!青です」と…叫ぶ僕です。
そして「渡りますよ」と…歩き出す老婆と犬です。
その合図で…横断歩道を渡り始めた僕なのであります。
なにか老婆に調教された…今日のオノ犬

