地下鉄が 急に止まると 嫌な予感

2009年09月29日 | 僕…
地下鉄千代田線で…仕事場に向かいます。
朝の通勤電車は…妙なピリピリ感があります。
皆さん遅刻を避けて…キチンと一日をスタートしたいのです。

すると大手町駅前で…電車が急停車します。
なにやら不安な空気が…車内に流れ始めます。
「日比谷駅で火災がありました」と…車内放送があります。

落胆の風が…車内に吹き込みます。
するとまた車内放送が…流れます。
「日比谷駅で…ビニール袋が燃えたようです」

皆一瞬で思いつく…地下鉄サリン事件です。
今…東京の地下鉄がパニック状態と思う僕です。
そして地下の車内に閉じ込められて…頭がパニックってる僕です。

遅刻メールをしますが…ハッキリ打てません。
読んでいた本を網棚に置いて…その本を探しています。
財布や定期券を確認しますが…だから何なんでしょう。

パニック状態後…約10分で電車は動き出します。
どうも只の小火だと放送がありますが…僕は不安です。
万が一を考えて…日比谷駅を避けて仕事場に向かう僕です。

約20分の遅刻をした…安全第一の僕です。
しかし地下鉄の事故で遅刻を…信じて貰えなかったら僕です。
何故なら誰一人遅刻した人が居なかった…今日の仕事場です。

でも事故を避けてホッとした僕は…無事だったのです。

しかし夜のニュースで…その事故が伝えられる事はなかったのです。


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