世間は…町中華ブームです。
隠れた…美味し店探しです。
行列でない店が…好みです。
今日も…そんな店を探し求めてます。
中を覗いては…直感を頼って決めます。
大通りに面している…小さな店発見です。
おばあ様が…ひとりで賄っています。
カウンターに…一人のお客さんです。
昼間から…チビチビと飲んでいます。
ここに決めて…入店します。
いらっしゃいが…無いです。
僕の存在は…感じてません。
見えるように…動くと気づきます。
メニューを見て…天津飯を注文します。
聞こえていない様子なので…2回言います。
「天津飯ください…すいません。天津飯です。」
すると返事もなく…作り始めます。
冷蔵庫から…色々材料を出してます。
天津飯に関係ないものも…使用します。
気にするといけないので…本を読みます。
そして天津飯が運ばれてきます…しかし。
その後に…ラーメンも運ばれてきました。
僕は驚いて…{ラーメンは?」といいます。
おばあ様は背を向け…タバコを吸ってます。
もう一人お客さんが…貼り紙を指差します。
「全て料理は半ラーメンとセットメニューです」
僕は観念して…そのセットメニューを食べます。
御飯たっぷりの天津飯は…昔ながらの味がします。
半ラーメンと書いてありますが…普通盛の気がします。
完食を目指した僕は味わうことなく…想像外の満腹感です。
こういうことがあるから…街の小さなお店は楽しいのです♪