読み始めると、驚きの表現が続き、ビビりまくった…
映画は既に、自宅・PC・スマホ では、飛ばされて観られることが「当たり前」化していた。
いつの間にか、Netflix はPCでは1.5倍速で観られるようになっていたそう。
当ブログ発言にも思い当たる節がなくはない...
自分の興味に合わない or 期待値が低い映画の場合、倍速とか飛ばしながら観ることは、ある(汗)
ただ「映画を5分で観る人が大勢いる」と言われてしまうと、それはいくら何でも…
これはコンテンツ量の急増も影響しているのは間違いない。
その急増の中心は、Netflix や Amazonプライム・ビデオなどの定額制動画配信サービス。
Netflix の「ハウス・オブ・カード」からはじまった「シリーズもの」且つその「一気見」
そんな「シリーズもの」は TV地上波、BS、CS をも巻き込み、今や 連続ドラマ(韓国ドラマ含む)、アニメ etc… 何でもあり!
コンテンツの供給過剰 が日常化している!
さらにコロナ禍による巣篭もりがこの傾向に拍車をかけているのは間違いない…(汗)
章立ては、以下のよう(カッコ内は当ブログ発言)
序章:大いなる違和感
第1章:早送りする人たち ― 鑑賞から消費へ(何?!?)
第2章:セリフで全部説明してほしい人たち(何?!?)―みんなに優しいオープンワールド
第3章:失敗したくない人たち ― 個性の呪縛と「タイパ」至上主義(タイパ = タイムパフォーマンス)
第4章:好きなものを貶されたくない人たち ― 「快適主義」という怪物
第5章:無関心なお客様たち ― 技術進化の行き着いた先
こんな驚き!の表現が 全 ×5章 続くのだから、これは全くもって 驚愕 の 読書(汗)
以下、グッサリ刺さってしまった部分・フレーズを列挙。
Z世代 の主だった特徴
① SNSを使いこなす
② お金を消極的に使うことには消極的
③ 所有欲が低い(モノ消費よりコト消費)
④ 学校や会社との関係より、友人など個人間のつながりを大切にする
⑤ 企業が仕込んだトレンドやブランドより、「自分が好きだから」「友達が支持しているから」を優先する
⑥ 安定志向、現状維持志向で、出世欲や上昇志向があまりない
⑦ 多様性を認め、個性を尊重しあう
・企業から常に見てターゲティングされている結果、「自分が見たい情報だけを見て生活するようになっている」
このため違和感を感じる情報に接すると大きな拒絶反応を示す?!?
・最短距離で “オタク” になりたい(何かについてとても詳しいオタクは“憧れ” の存在らしい 笑)
・ラノベ(ラノベ = ライトノベル)の主人公には、危機に陥ってほしくない?!? 自分の想定した展開を見たい?!?
・コンテンツに 気持ちを乱されたくない?!?
「めくるめく展開」「予想もしないどんでん返し」「複雑で込み入った中身」は全て不快?!?
・脚本家志望の20代男性「見ていて辛くなるシーンはカットしたいと思います」
「男は書けません。女の子だけが出てくるシナリオを書きます」
・リキッド消費(イギリスの研究者が提唱)
① 短命
② アクセス・ベース
③ 脱物質的
・ファスト映画を公式の販促メディアに?!?
以上、あまりに驚きの表現が続き、ビビりまくった…
結論:現代のコンテンツへの接し方の激変を解き明かす、全くもって 驚愕 の 読書(汗)