前作、砂の惑星アラキスでのアトレイデス家滅亡に苦悩しつつ、なんとか生き延びた主人公。
この PART Ⅱ では、その彼が先住民フレメンの救世主として立ち上がる!
ドゥ二・ヴィルヌーヴ がその躍進と苦悩をていねいに描いていく
このため、決してただのヒーローものに成り下がらない点が素晴らしい!
その彼に対抗する勢力は、
・強力な ヴィラン1(by クリストファー・ウォーケン)
・強力な ヴィラン2(リンチ版では、なんとスティング!)
(by オースティン・バトラー)
だけでなく! 予想外の事実の発覚もありつつ物語が展開(汗)
当ブログがこの PART Ⅱ で注目したのは、その音楽。
名手ハンス・ジマーは前作同様、あくまでも砂漠の星をイメージさせる旋律をメインとし、ありがちなヒーローものっぽい方向に全くいかない
監督は次に向け、以下のようなコメントを残している(出展:Variety)
(意訳)第3作 "メサイア" を制作するなら、それはリアルで絶対的なものでないといけない
当然、第2作より良くなるべき。そうでないとしたら、私はやらない
“If we go back, it needs to be real, it needs to be relevant. If ever I do ‘Dune Messiah,’
( it’s ) because it’s going to be better than ‘Part Two.' Otherwise, I don’t do it.”
これ以上書き出すと、ネタバレ最大限回避 Ver. ではなくなるのでこれくらいに(笑)
結論 = あっという間に PART Ⅲ が待ち遠しくて仕方なくなる、罪な PART Ⅱ(笑)
凄いもの見せられちゃったな感、強し!
P.S. しばらくして一周したと判断した頃、ネタバレ爆発 Ver.!、を展開するかも?(笑)