-畑沢通信-

 尾花沢市「畑沢」地区について、情報の発信と収集を行います。思い出話、現況、自然、歴史、行事、今後の希望等々です。

積もった。登った。滑った。落ちた。終わった。

2019-01-05 17:30:21 | 近況報告

 年が明ける前に、一度、大量に積もった後で、降雪がなく次第に雪が萎んだのですが、年が改まってから再び積もり出しました。年末に姉夫婦が雪降ろしをしてから暫く経って、平成31年1月5日に今度は私も一緒に雪降ろしをしました。私にとっては今冬はじめての雪降ろしです。積もった雪は、例年どおりです。

 雪降ろしをするのは二階の屋根です。平屋建ての場合の屋根なら大した高さではないのですが、二階の屋根に地面から梯子を架けると、高所恐怖症の私には正に「恐怖」です。それでも、中学校時代からこの屋根の雪降ろしの主役は私でした。「すびたれ野郎」とか「へやみ」などと親は口では言っていながらも、いろんな面で頼りにしていたようです。私は本当は「褒められると伸びる」タイプなのですが、当時、何処の家でも家庭教育は「叱る」ことでした。

 いくら雪が積もったと言っても、今年は例年よりもずっと少ないので、梯子の高さが尋常ではありません。慎重に慎重に梯子を這うように登り、さらに梯子から屋根に乗り移る時もより慎重さが要求されます。屋根程度の高さですが、地面よりは遥かに良い眺望です。秋に二頭の猪を目撃した場所を眺めてみました。しかし、簡単に現れるものではありません。猪は今年だけ特別に正月を祝っているのでしょう。

 

 幸いにも今回の雪はまとまりやすくて、しかも凍り付いていませんので、比較的楽な作業でした。しかし、一つだけアクシデントがありました。何年振りかに屋根から滑り落ちたのです。昨秋、丁寧に屋根のペンキを塗りました。私にしては珍しく丁寧です。お陰で屋根の滑りが格段に向上していました。さらに零度以上の気温のせいで、雪そのものも滑りやすくなっていました。気を付けて作業をしていたのですが、あっという間に足を取られました。直ぐに長尺トタンの上下に伸びている凸部を掴んだのですが手も滑り、落下を覚悟しました。落下はほんの2秒にも満たない瞬間ですが、その瞬間でも結構な量の判断をしています。手に持っているスコップを落下地点から遠ざけるために、スコップを投げようとしましたが、既に手から離れていたので諦め、スコップの落下地点を確認して自分の安全を確認しました。いよいよ体が地面(正しくは「雪面」)に触れようとした時も、スコップとの位置関係を確認していまた。どうですか、大したものでしょう。何十年も雪降ろしをしていると、この域に達することが出来ます。そこで、再び屋根に登り直して、雪の記念写真を撮りました。下の写真です。

 

 雪降ろしは作業を始めてから1時間とちょっとで終了しました。簡単なものです。昼飯は正月で残った餅を即席ラーメンに入れて食べました。薪ストーブで餅焼きです。私の即席ラーメンにはこだわりがあり、サッポロ一番味噌ラーメンを食べます。

 

 


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