-畑沢通信-

 尾花沢市「畑沢」地区について、情報の発信と収集を行います。思い出話、現況、自然、歴史、行事、今後の希望等々です。

畑沢の木々などが変色してきました。

2014-09-13 10:35:39 | 近況報告

 

 夏の盛りにあれほど勢いよく伸ばしていた葉も、表面が汚れてきました。朴の葉は大きいだけに、その変色が目立ちます。

 

 春先に独特の香りで食欲をそそったウドは、下の葉が枯れて上だけが残っています。来春の出芽が待ち遠しい感じです。

 

 畑沢地区生涯学習推進センター( 長い名前です。)を彩ってくれた紫陽花の花ですが、初夏に咲いた花がまだ残っていて、変色したままにドライフラワー状になっています。

 

 それでもたった一株には、咲きたての花が咲いています。うーん、恐るべし「畑沢生涯学習推進センター」の紫陽花です。

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絶滅危惧?

2014-09-12 18:30:16 | 近況報告

 畑沢出身なら、これが何であるかが分かると思います。そうです刈り取った稲を乾かすものです。平野部では一本の棒を立てるだけで、このよう柵状のものを作りません。畑沢は山に囲まれていますので、平野部と比較しますと、乾燥が遅くなります。そこで、稲の一束一束に日が当たるようにします。

 さて、この柵に名前がありますが、果たして正しい名前を正しく発音できるでしょうか。もう何年も見たこともなく、使ったこともないでしょう。正しい畑沢語では「はしぇぎ」と言います。言われると、「ああ、知っていた」などとおっしゃるでしょうね。

 この写真の「はしぇぎ」は、4段ですが、私たちは、もっともっと高い8段や9段組まれた「はしぇぎ」に稲の束をかけました。高い「はしぇぎ」に「稲掛け」をするときは、一人が梯子に乗ってもう一人が下で上に向って稲の束を投げ渡します。刈り取った稲は、その日のうちに稲掛けするのが一般的ですから、夕方の薄暗くなっても作業していました。スビタレは梯子に乗って「はしぇぎ」に掛けることはできませんので、下から投げ渡す役です。いつか大人になったら、上で稲を掛ける役をするものと思っていましたが、この種の作業はなくなってしまいました。今は、稲の乾燥は乾燥機で行いますので、この光景は「絶滅危惧」です。この写真は永久保存版です。

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やがて風に乗ります(カキラン)

2014-09-09 18:03:32 | 伝説

 カキラン(柿蘭)はいつの間にか花の時期が終わり、種子の房になっていました。今年は忙しくて、畑沢へ行く時間があまりありません。何しろ、「ど素人」がリフォームのために、毎日のように大工や左官に変身しています。単に忙しいばかりでなく、下手な鉋研ぎ方をしたために、腱鞘炎で「ばね指」になってしまいました。これがなかなか治りません。

 

 さて、カキランの種子は普通の植物とは大分、様相が異なります。カキランなどのラン科植物の種子は、種子の中に栄養分を持っていません。発芽後はラン(蘭)菌の助けを借りて成長します。ラン科の種子は、遺伝子を残すための必要最小限の成分だけですから、種子とは思えない粉末状です。種子が風に流されて、どこかに着地してそこにラン菌がいなければ成長できません。などと知ったかぶりにしていますが、全て本から教えてもらった受け売りです。私が種を蒔いたこともありませんし、顕微鏡でラン菌を覗いて見たこともありません。畑沢のカキランも殆ど見られなくなりましたが、ここのカキランは何としても守っていきます。

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小さいマメ科植物の花たち

2014-09-09 17:37:19 | 自然

 畑沢マメ科植物花たちも、季節の移ろいとともに様相が変わってきました。春の「藤の花」と夏の「葛の花」はマメ科植物でも大きい花弁と大きい房になります。ところが、秋のマメ科植物の花は小さいものです。

 萩の花は、趣がある秋の花として多くの人に好まれています。畑沢ではまだ本格的ではありませんが、ぼちぼち咲き始めています。

 秋の花でも、この花は見向きもされないばかりか花壇の花々に蔓(つる)でまとわりつく厄介者です。当然のこととして私も名前など知りませんでした。ところが、名前がありました。「ヤブマメ」だそうです。「藪の豆」の意味だと思います。軽蔑した命名か、それとも藪の中にあっても「立派な豆」と崇(あが)めている命名かもしれません。葉を見ると、大豆にそっくりな形ですから、後者でしょう。それならば、一度は口にしてみたいのですが、実るころには忘れ去られそうです。

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ソバが花盛り

2014-09-08 13:10:50 | 近況報告

 畑沢でもソバ畑が目立っています。尾花沢市内に大規模にソバを栽培されている人がいて、畑沢でも栽培しています。年に二回ほど収穫できるようで、今、咲いているソバは11月ごろに収穫します。

 畑沢の秋の風景が変わりました。

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