本日開催された、室内楽セミナー修了コンサートですが、13:30開演で20:36に終演。
休憩は5分が2回の合計10分のみ。
12:15に会場に着いたあと、準備したり働いたり聴いたりしつつ、21時近くまでおりましたが、タイムリミットとなり飛び出してきました。
ただいま在来線乗車中。
うちに着くのは23時すぎですね。
ちなみに行きは、またまたボーッとしていて向島の「こころ」に行きそうになり、往復200円の船旅を楽しんだのでした(汗)。
コンサートは全部を聴けたわけではないですが、ピアノがらみはだいたい聴きました。
みなさん素晴らしかったです!
今年は文字通り「若い芽のためのコンサート」となり、昨年以前のような「元:若い芽」の方(私を含む、ですが)はいらっしゃらなかったように思います。
講師の先生方も30代が多いですし、活力に満ちあふれてました。
これでスタッフも若者が入ってくれると、「若い芽の、若い芽による、若い芽のための、セミナー」となってよりよろしいのですが(笑)。
詳細はまたあらためて。
せっかくの(?)雨だったので、セミナーに聴講に行ってきました。
雨とはいえ、洗濯はやらないともうどうにもならないし、ほんとはほんとは練習もしないとダメなんですけど(汗)、
娘が振替休日でヒマそうだったので、どうせどこか行くなら・・というわけで行っちゃいました~。
聴講しようと思っていたコマの受講生は、ふたりとも、よーく知っている子だったので、気にかかって仕方なかったということもありますけど、
セミナーやってるとわかっていると、もう落ち着いていられない(笑)。
ひとりで勉強している時、となりの部屋でおもしろそうなテレビがついてて集中できない子どものような心境(殴)。
やっぱりおもしろかった~。
自分もエントリーすればよかったなあ・・・・とチラッと思いましたけど、ピアノ受講者は年々増えていて人数制限もあるので、若い子を優先しなければならないのは当然ですし。
セミナー公式ブログを書いてもう力尽きてしまいましたので、詳しくはこちらをご覧ください。
では、おやすみなさい。
JRに乗ってから、もうひとつ気づいたことが・・・・
今日のコンサートは向島ではなく、尾道駅すぐそばのホールだったこと。
これまで、自分のブログや公式ブログにアップしておきながら、自分の記憶には全然とどまっていませんでした(殴)。
でも、これで少し(・・いやかなり)時間短縮です。
尾道駅に着いたらもう目の前にホールの建物は見えましたけど、・・・・そんなことよりATM。
会場近くの路上で、Rくんや師匠にばったり会いましたけど・・・・・必死ですもんATM。
ゆうちょのATMは×でしたけど、あいててよかったHぎんATM。
いざとなったら、知人は必ず誰かいるわけではありますけど、20円が気になってコンサートに集中できないのでは、あまりにも情けない(泣)。
開演には余裕で間に合いましたよ、どうだっ!
会場はホールのロビーに当たる場所でしたけど、よくできたスペースで、お客様もかなり入ってて、いい感じ。(ちなみにこのコンサートでは私はお手伝いはなく、純粋にお客さんです)。
プログラムは以下です。演奏者は室内楽セミナーの講師の方々です。
グリーンの素敵なドレスで登場されて、オープニングにふさわしい音色で始まったガーシュインのプレリュード。ここ音響がなかなかいいですし、ピアノの状態も問題ないです。これは、弦楽器とのデュオも期待。
ヴィオラでのシューマン、初めて生で聴きました。これは実に逸品ですね。聴いたことのない方はぜひ一度お聴きになってみてください。
さて、スクリャービン「黒ミサ」。演奏前に、「こういう曲を書いた作曲家も作曲家だし、弾く演奏家も演奏家だし、この曲めがけてこのコンサートに来た何人かの聴き手も聴き手(笑)」といった内容のトークがありましたけど、
それって、その聴き手って・・・・私ですが、なにか(笑)。
スクリャービンそのものを私は弾いたことはないですし、持っている楽譜も「プレリュード集」のみ。もちろん有名なエチュードとかソナタの何曲かは聴き知ってますけど、
もともと私にとって、スクリャービンといえば、交響曲第4番「法悦の詩」。あと、交響曲第5番「プロメテウス」とか、詩曲「焔にむかって」のイメージだったので、
エチュードとかソナタの若い番号のものを初めて聴いたときは、逆に仰天したのでした(汗)。
それにしても「黒ミサ」、初めてライブで聴きました。表現しているものは違うのだと思いますけど、「法悦の詩」様の、吹き上がるような音型もありますし、やっぱりどことなく似てますよね。
おどろおどろしいかと言われると、うーん・・・私はそこまで思わないですし、けっこういい曲だと思うんですが。。。。きれいとか美しいとかいう方面ではまったくないですけど、・・・いや、いい曲だ(笑)。
チェロの金子さんは、バッハ無伴奏は弾く曲を決めてこられてなくて、その場で3曲でしたか(組曲第1番ト長調より)、決めて弾かれたようでした。
演奏もトークも非常に当意即妙な方で、続くポッパーでは、どんどんと盛り上がり、客席のテンションも急上昇。
「ブラボー、アンコール~」の声やまず、「えっ、アンコール用意してるの?」とこっちが一瞬とまどってしまいましたが、
なんと、打ち合わせなし、楽譜なしで、急きょモンティの「チャールダッシュ」を演奏。・・・・お~、ふたりとも暗譜(驚)。これがまた自由な雰囲気、かつパフォーマンスもありで、サイコーでした。
締めは、ラプソディー・イン・ブルー。ガラスばりのロビーの外がいつのまにか夜景になっておりました。そんな中にオシャレなガーシュインで、でもあくまでも「前夜祭」なので、お祭り的にぎやかさと、これからへの期待がこめられた感じでナイス選曲でした。
無料のコンサートでしたけど、ぜいたくで、聴きごたえのある1時間半。はるばる、バタバタ、駆けつけてよかった~!
明日からのセミナーも盛り上がりそうですね。
午前中はあいにくの雨でしたが、家族がのびて寝坊してる中、ひとり起きて練習。
そして10時半からレッスンを受けてきました。
師匠は昨日もコンサート、今日の夜も尾道でコンサートなのに、その間をぬってのレッスンで、
しかもなかなかヘビーな曲をみていただき(汗)、朝から濃い時間でございました。
目下、教える方も習う方も、時間なんかほんとにない状態なのですが、でもなんといいますか、練習時間うんぬんではないようにも思います。
自分はスタッフであったとしても、連日なにかしら音楽に関わっているので、音楽スイッチが入っているというか、常に画面が立ち上がってる状態。
そのせいか言われることもスコンと入るような感じがします。
レッスンのあと、買い物して、娘と夕飯作って、ひとり尾道へ。
パソコンで時刻表を調べたら、うちの最寄りのJR駅を16:03発のに乗らないと絶対に間に合わない。
で今何分かというと、15:50。うちから広電の駅まで普通に歩いて約7分。たまたますぐ電車がきたとしてもJR駅まで3分くらいはかかります。
…これって間に合うのか?
それがなんと、間に合いました!
走って走って走りまくって、JRに乗り込んだ時は、汗ドードー、息ゼーゼーでしたが(泣)。
でやっと息がおさまって人間に帰れたときに気づきました。
カバンを換えてきたので、お金をあまり持ってない!
よくよく計算してみたら、帰りの電車賃に20円足りないことがわかりました。
これは着いたらなんとかせねば(汗)。
…つづく…
いよいよ「HIROSHIMA MUSIC FESTIVAL 室内楽セミナー」が近づいてまいりました。
5月1日~6日、尾道市向島の市民センター「こころ」で開催されます。
泊まり込みで入りびたりたいところなのですが、諸事情によりそうもいかず・・・・(汗)。
聴講は自由で無料です。公式ブログにスケジュールもアップしておりますので、クリックしてご覧ください。
私は、音楽を専門とする学校で学んだわけでもなく、ピアノ一筋というわけでもなく、
ピアノを再開してからも、鉄板のピアノ曲はなるべく避けて(・・・というわけでもないですけど)、
伴奏だ、室内楽だ、チェンバロだ・・・と楽しく暮らしているため、ちょっと普通の感覚とは違うと思いますし、
これから書くことが果たしてまともかどうか自信はないのですが、
・・・・・・・書きます(笑)。
室内楽セミナーでは、ピアノで参加している人は、ピアノの個人レッスンおよび、アンサンブルのレッスンがあります。
まずは、ピアノパートがまともに弾けないことにはハナシにならないので、ピアノの個人レッスンありきです。
次に、アンサンブルのレッスンで、ピアノの先生からは当然のこととして、ほかの楽器の先生からもいろいろ指導を受ける、これもとても重要。
さらに、ほかのピアノの参加者のレッスン&アンサンブルを聴講するのもとても勉強になりますし、これはたくさん聴講してほしいと思います。
↑ここまでは、ある意味常識的な参加です。
ここからです・・・+αは(笑)。
ぜひ、ほかの楽器で参加している受講者(ほぼ弦楽器ですね)のコマをのぞいてほしいんです。
ほかの楽器のことなんか全然わからんもん・・・・、といわずに。
で、ほかの楽器はどういう指導を受けるものなのか、ということをじっくり見聞きしてほしいと思います。
それが、自分のピアノのタメになるのかならないのか・・・・それはわかりません。個人差もあると思います。
ピアノを弾いていると、伴奏やアンサンブルの機会はありますので、ほかの楽器と接する機会はだんだん増えてくると思いますが、
ほかの楽器のレッスン風景を見ることはなかなかありません。(レッスンに伴奏でついていくことはあるにしても、自分が弾くときはそこまでじっくり見ることはできませんし)
1コマでも2コマでもいいので、のぞいてみてください。
私も2年前に参加したことがあるのでわかるのですが、
期間中は、どんどんレッスンが進むので、毎日毎日相当練習しないと次のレッスンまでにモノにしていけないです。
まして、遠くから通っていたりすると、練習時間の確保が大変なので、自分のコマだけ出てダッシュで帰って練習、結局、自分のコマ以外のぞきもしなかった・・・ということにもなりかねません。
どうかあと3日練習しまくって、なにをどう言われても余裕で直せるくらいにして、少しでもほかのコマをのぞいていただきたいな~、と思います。
アンサンブルのセミナーというのは、単に「ピアノとほかの楽器と合わせてみる」ということだけではなく、「ほかの楽器のことに関心をもち、いろいろ知る」という機会でもあると思いますので、
ふだんできること以外のことを、ひとつでも体験してほしいです。
「どんなケースに入れてるのかな」とか、「あの人とあの人は同じ松脂使ってた」(笑)とかでもいいんです。
で、こういうときはなにも勤勉にちゃっちゃと帰宅せず(ふだんは勤勉でいいんですよ)、食堂あたりでウダウダして、ほかの楽器の人とおしゃべりするのも一興です。
・・・・・・・もし、そんなことしてて自分のピアノの先生に叱られたりしたら、「こんなことブログに書いてるおばさんがいたので」と通報してくださってけっこうです。・・・・責任は(ちょっとだけ)取らせていただきます(逃)。
夜、友人のレッスンのお伴で、メンデルスゾーンの「無言歌 作品109」を弾いてきました。
ピアノ曲の「無言歌集」は有名ですけど(50曲近く収録されています)、この曲はチェロ&ピアノ曲。
ゆったりとした部分にagitatoな部分がはさまれていて、いい曲です。
このゆったりとした部分が意外に難しいもので(私もつい何日か前に楽譜もらったばかりだったり・・)、
いったいどう弾けば・・・と思っていたのですが、
先生の模範演奏の伴奏をさせていただきましたならば、・・・・・・よーくわかりました。
「まずは添うてみよ」(笑)というわけですね。
さて、メンデルスゾーンのagitatoな感じの曲をふたつほど。
プレリュード(エチュード) 作品104第3番
この弦楽四重奏は、最愛の姉ファニーを突然の病で失い、レクイエムとして作曲されたそうです。
姉の訃報を耳にしたフェリックスは気を失い、その後「別人のような」雰囲気になったと・・・・。
姉の死より半年をまたずして自らも同じような症状で亡くなってしまいます。享年38歳。
第1楽章だけ貼っておりますが、全楽章ともなんとも凄い・・・・第3楽章もぜひお聴きくださいませ。
8月27日(土)、
以前こちらでも告知しておりました、「室内楽コンサート」、ほぼ無事(?)に終了いたしました。
私自身はあまり積極的に宣伝してなかったのですけど(汗)、アンケートなどを読ませていただくと、
当ブログを見ていらしてくださった方もあったようで、ほんとにご来場ありがとうございました。
カルテットメンバーがふたつのアマオケの重要人物だったりしたもので(笑)、
70~80人の方にご来場いただけたようでした。
午前中子どものバイオリンのおけいこに同行したあと、ファミレスで昼食。
その後、すぐさくらぴあへ向かいました。着いてみたら「・・・・・なんの列???」というくらいの、泊りこみ仕様の長蛇の列ができていて(Oさんの厳島コンサートチケットの先行販売とか)、あまりの数にびっくりしました。
13~15時が調律。それよりも前に到着したもので、娘と図書館でふらふらしてました。
15時よりゲネプロ。
なにがこわいって、なんとこの曲、初めてグランドピアノと合わせたんですよ~(汗)。
これまではずっとアップライトでやっており、弦4人は私の左手側でしたが、
グランドになると右手側。加えて音量も違えば、ホールの響きも違う。
この違いを一回のゲネプロで解消するほどの経験も力量もございません(泣)。
もちろん、信頼のおけるスタッフに場所を変えながら聴いてもらって、調整に努めたのですが、
どうも、前列のほうだと5人のバランスはまあまあだけれど、
後方だとピアノがワンワン響くことがわかり、
だからといってどうするかというと、・・・・前に詰めてすわってもらうわけにもいかず(笑)、
どちらかにターゲットを絞るわけにもいかず、どちらにもうまく聴けるように調整できる腕もなし・・・・。
前列の方で録音したものを聴いてみると、まあまあかな・・・・という感じだったので、
これまでとだいたい同じに弾くか、って感じでした。
(お書きいただいたアンケートからも、座席位置で聴こえ方がいろいろだったことがなんとなくわかりました。)
うーん、難し過ぎる。。。。。。これからの課題です。
ゲネ・本番でいろいろハプニングもありまして・・・
まず、ゲネプロでバイオリンの弦がブチッと切れ(汗)、
本番でヴィオラの弦が緩み、
同じく本番で私のコンタクトレンズが曇りそうになりました。
コンタクトの曇りは非常に警戒していて、手入れを怠らなかったのですが、
直前に生あくび(緊張すると出ますね・・・笑)をかましたら、ちょっと変になってしまいました。
ほぼ暗譜してましたし、手元も見ずに弾けるようにはしていたので、なにも影響はなかったんですけど。
それにしても、シューマンの五重奏は繰り返しが多いです。
1楽章なんかかなりのページいったあとに、<1カッコ>とあり、冒頭に戻るわけです。
譜めくり人なしで合わせ練習してると、ここをバサッと戻すのがけっこう難しかったりします。
あとの楽章にもリピートやら1カッコ2カッコが何回かあるので、
譜めくり人もかなり緊張すると思います。
しかもだらだら~っと同じ音型が続いているところでのめくりもあるし、で
正直「譜めくり君は大丈夫かな・・・」と思っていたのですが、
ちゃんとやってくれました。
彼に言わせると「<・・おい、めくれ>オーラを出してくれたので助かりました」ということですが(笑)。
テンポについては、何回かの練習(・・・といっても3回??)で、話し合って決めていくのですけど、
ゲネプロで「ええっ、今日はそれでいくの?」とか
本番で「本番ではそうきたか」ということがままあり(笑)、
もちろん私もそういうことをかましているわけですけど(殴)、
そのへんが面白いところでもあり、アブナイところでもあり。
おそらくこういったことはお客さんよりも自分らの楽しみの部分でありますね。
これまでのことを知らない人には、本番でなにが起こったのかは知る由もない(笑)。
メンバーは、銀行員、公務員、医者、主婦、主婦という構成だったのですけど、
私以外(つまりカルテットメンバー)は非常に長いおつきあいのようで、10~20年??という感じです。
いいですよねえ、うらやましいかぎりです。・・・・・・愛好家のカガミ。
シューベルト「断章」にしても、ブラームス「弦楽四重奏曲第2番」にしても、
非常に難しい曲だと思いますが、まずはやってみないことには始まらないし、
やることを誰にはばかることもないので、
趣味でやることの強みを最大限利用して(笑)、とにかくやってみることに意義ありと思います。
シューマンもしかり。
私にしても、五重奏全楽章(約30分)を人前で弾く機会などというものは、まずあり得ませんので、
ほんとに良い機会に恵まれたと思っております。
良い演奏ができれば、さらに言うことはないわけですけど・・・・・。
というわけで、本番19~20時半、打ち上げ22時~24時という長い一日を終え、
気が付いたら、夏休みもほぼ終わりに差し掛かっていて、
それこそアンコールのsummerじゃないですけど、
「夏とともに去りぬ」なコンサート、これにて終了ということで。
まつきとわたるとはなこのトリオ Vol.2
7月29日(金)アステールプラザ オーケストラ等練習場 18時半開演
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まつきとわたるとはなこのトリオ Vol.2 広島
2011年7月29日(金)
時間:18:00開場、18:30 開演
場所:アステールプラザ・オーケストラ等練習場(広島)
料金:一般 3,000円、学生(大学生以下) 2,000円
ピアノ:松本和将、、チェロ:向井航、バイオリン:上里はな子
曲目
1.チャイコフスキー:ピアノトリオ イ短調 Op.50「偉大な芸術家の思い出」
2.モーツァルト:ピアノトリオ 変ロ長調 KV502
3.他(曲目は変更になる場合があります)
【問合せ】
090-1251-7635
【プレイガイド】
ヤマハ広島店
082-244-3779
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まだまだ先の話だと思っていたのですが、なんともう今週です!(早い)
前半がモーツァルトのトリオとお三方のソロ(曲目は行ってからのお楽しみ♪)、
後半がチャイコフスキーのトリオ、約50分。
チャイコのトリオは、私
1.レーピン&ベレゾフスキー&ヤブロンスキー
2.クレーメル&アルゲリチ&マイスキー
3.コーガン&ギレリス&ロストロポーヴィチ
の3枚のCDを持っていて、それぞれに聴きどころがあるのですけど、
なかでも<3>を愛聴しておりました。
とくに第1楽章のテーマが戻ってきて、バイオリンがsul G(一番低いG線のみ)で弾くとこですね、・・・シブい、シブすぎる・・・さすがソ連だ・・・さすがおじさまがただ・・・・、と思っておりました。
たしかに、過酷なソ連政権下で生き残った音楽家たちであり、おじさま(失礼・・)には違いないのですけど、
あるとき、ふと「この録音時、どれくらいおじさんだったんだろう??」と疑問に思いました。
私の手元のディスクには「Recording Dates Unknown」とありますが、解説が書かれたのが1979年ですから、
それ以前に録音されたことは確実です。
で、この3人の生没年ですが
レオニード・コーガン 1924-1982
エミール・ギレリス 1916-1985
ムスティスラフ・ロストロポーヴィッチ 1927-2007
となっています。
1979年時の解説によると、「現在ではそれぞれが個々の演奏活動に多忙のため、トリオとしての活動は行っていないようだが・・・」とあるので、
録音時はどうかすると(いやどうかしなくても)、コーガンとロストロポーヴィッチのふたりは40代だったかもしれないということになります。
そうだったのか・・・・今の私とあまりかわらない(汗)。
ふと思い出しまして、ディスク検索のおりに大変お世話になっておりますハルくんさまのブログで調べさせていただきましたところ、
これと同じ盤かは不明ですけど(おそらく同じ。ビクター盤なので)、録音は1952年だそうです。
ということはですよ・・・・・40代どころか、コーガン28歳、ギレリス36歳、、ロストロポーヴッチ25歳じゃないですかっ!
ぜんっぜんおじさんじゃないってorz
ジャケットの写真に偽りあり(泣)。
(※非常に似たような記事を過去に書いておりました。ヤキが回ってきました・・・)
・・・ということは、私の個人的ヨコシマな関心なので、おいといてですね、
トリオというのは力量のつり合いがとても大切、三人がぴしーっと糸を三点で張ってこそ、美しい姿になるものだと私考えております。
そういう意味でも、今回のコンサートはとても楽しみです。
(お手伝いがあるので、あまり聴けないかもしれないけど・・・・)
お時間のある方、ぜひご来場を!
上記チラシのとおり、神戸&広島の2公演です。
ピアノ:松本和将
バイオリン:上里はな子
チェロ:向井 航
昨年は、同メンバー初共演のメンデルスゾーンのトリオ、ブラームスのトリオで熱い時間を満喫いたしましたが、
今年はあのチャイコフスキーの大曲(アルゲリチが「コンチェルトより難しい」とぶつぶつ言いながら練習していたと言われています)、
「偉大な芸術家の思い出」を聴くことができます。
一昨年、恐れ多くも私一楽章にだけ手を出してみました(出しただけでなく、小さな場で弾いてみました・・汗)が、2楽章は楽譜をみただけで回れ右でございました(大汗)。
聴き手としても、生で全部を通しで聴いたことは一度もありません(自慢になりませんけど)。
チャイコフスキーとモーツァルトという組み合わせもレアな感じがいたしますが、
松本氏の多彩な音をご堪能いただけるかと・・・・・。
上里氏、向井氏、ともに昨年のHMFで講師として共演を仰ぎ、大変お世話になり、すばらしい経験をさせていただきました。
どうかひとりでも多くの方にお運びいただきますよう、お願い申し上げます。
広島のチケットは、ヤマハ広島店プレイガイド、あとこちらのブログの左メールフォームからも承っております。
もちろんチラシにあります連絡先でもけっこうです。
昨年のブラームスのトリオ第1番の動画はこちらです(とりあえず1楽章のみ)。