暑くもなく寒くもなく、いかにも春らしい日、娘(小学校)の卒業式がありました。
どうも、7年前の息子のときは、春の嵐だったもよう。ひさびさにその時の記事を読んでみると、
当時幼稚園年少だった娘はいちいち超絶リアクションをかましていたようでありまして、
その娘が、このようにちゃんとおすわりして卒業証書をもらう日がくるとは・・・・
こうしてみると、子供がこの世のものと思えないようなオモシロさを発揮するのは、長い一生からみるとほんの一瞬、光陰矢の如しでございます。
さて、卒業式です。
1週間くらい前になって、慌てました。・・・・服がない。
いや、厳密にいうとお古やら手持ちやら、あるにはあるんですが、どうやら周囲のチョイスとずれている悪寒。
ネットでいろいろ見てみたら、基本的にAKBっぽい服っていうんですかね(おばさん、よーわからん)、えっと短めのチェックのスカートに紺系ブレザー。
そもそもが年中ベージュか茶系の服ばかりの娘、紺系なんか着るんか?
私だったら、「別になんでもいいじゃん」と袴でもなんでもカマすんですが、今の小学生女子のこういう横並び的シバリは想像を絶する。荒れ荒れ学級であまりいい思い出もないだろうに、最後の最後、親の手でトドメを刺すわけにもいかない。
・・・というわけでですね、14日(土)、バイオリンのレッスンと夜のコンサートの隙間時間、デパートにGOです。
でも某デパートにはなかった。というより「もう」なかった。
仕方なく、そのデパート近くの専門店の大人向けのお店に入ったら・・・・ありました、ありました!! 娘が一発で気に入るやつが。あってよかった、お金とお店(涙)。
そんなこんなで迎えた当日ですが、服装に関していうと、「世間並みにしてよかった」です。2~3人、ワンピースとか柄のはいった服とかいましたけど、あとは紺系ブレザー上下か、たまにベージュ系ブレザー。もともと私服の学校なのに最後は制服??って突っ込みたくなるくらい、似てました。男子もほとんどがスーツにネクタイ。息子の時は、次に入る中学校の制服とか、セーターにベストとか、セーターにブレザーとかいたように記憶してますし、実際写真みてもそうなんですが、今回はフォーマルでちょっと早い成人さんみたいでした。
それから、「息子のときはそんなのあったっけ?」ということがもうひとつ。
娘が「ランドセル背負っていく」というんですね。「なんで?」ときいたら、「寄せ書きしてほしいから」というわけです。私はてっきり色紙と筆記用具をランドセルに入れていくんだと思ってましたら、違うんですね。式後帰宅する子供たちの背中には、耳なし芳一状態のランドセルが(笑)。男の子の黒のランドセルはどうするんだ?と思ってみてみたら、こちらは白等で書いてある。なるほどね~~。6年くらい前に女の子で何人かそういう事をする子がいて、それがどうも広まって、今では多くの子がやるようになったみたいです。
式そのものは、入退場時に5年生が演奏するリコーダーがよかったですねえ。「よろこびの歌」「ラヴァーズコンチェルト」「つばさをください」「カノン」「威風堂々」(・・・だったと思う)、など習った曲を吹くんですね。なかなか上手でした。
証書をもらう間には「トロイメライ」「カヴァレリアルスティカーナ間奏曲」「ふるさと」「バッハのシチリアーノ」「主よひとの望みの喜びよ」などなど流れましたけど、一番長時間かかってたのが「アルビノーニのアダージョ」で、なんかもしかしてこれって7年前も流れてなかったっけ?と思って日記をみてみたら、やはり・・でした。しめやかで(?)、やたら印象に残るんですよね、この曲。(ちなみに開式以前には「ジークフリート牧歌」が流れてました)
とにもかくにも、無事に終わってよかった、卒業式(泣)。
私も、息子6年、1年おいて、娘6年、12年お世話になった小学校ともこれでおつきあいが終わりです。
委員も3年やったし、十分お世話になったし、お世話もしたし、思い残すことはございません(笑)。ほんとにありがとうございました!!