昨日のレッスンで、この期に及んで「べートーベンにみたいに弾かない」
というお言葉を賜ったのであるが、
これは実はこういうことなのだ。
なんとなく静かな曲に苦手意識のある私は、
「異国から」を全体に音量を抑えて弾いていた。
すると「カラオケをやらない」と注意され、
ならばくっきりメロディーラインをだしましょう、とはりきって(?)弾いたところ、写真の楽譜にあるところの右手メロディーの2番目の音、つまりGを思いっきり盛り上げてしまったのだった。
そこで
「ベートーベンみたいに弾かない」と言われたのだった。
要は、次のFisの音のアヤというかニュアンスをないがしろにしてしまって「抜けた音」にしてしまっていたのだった。
ちょっと試してみるとよくわかるのだが、このメロディーラインをG音強調で弾いてみるとなかなかさっぱりした潔い曲(笑)になるのだが、
次のFisをちょっと「タメて」みると、「おおこれぞロマン派」みたいになる。
このあたり、自分ではなんとなくわかってきたと思っているのだが、気を抜くとまだまだヤッてしまう。
これに類する話は実は2年くらい前にもあって、自分の進歩のなさを感じてしまうのだが・・・・・・。
コンチェルトのコンペでモーツァルトの20番の第1楽章を弾いた時のこと。
右手が同じ音型のまま、高音へ上っていくところがあったのだが、
雰囲気としてははるか天を仰ぐといった感じで、どちらかというとディミヌエンド気味に弾く場所であった。
ここをですね、やりました・・・・こぶしを突き上げる ように。
指揮者いわく「情熱的でいいんですが・・・ベートーベン入ってます」
高みに登る時に、どうしても気合の入ってしまう性格は、治らないような気がする・・・
というお言葉を賜ったのであるが、
これは実はこういうことなのだ。
なんとなく静かな曲に苦手意識のある私は、
「異国から」を全体に音量を抑えて弾いていた。
すると「カラオケをやらない」と注意され、
ならばくっきりメロディーラインをだしましょう、とはりきって(?)弾いたところ、写真の楽譜にあるところの右手メロディーの2番目の音、つまりGを思いっきり盛り上げてしまったのだった。
そこで
「ベートーベンみたいに弾かない」と言われたのだった。
要は、次のFisの音のアヤというかニュアンスをないがしろにしてしまって「抜けた音」にしてしまっていたのだった。
ちょっと試してみるとよくわかるのだが、このメロディーラインをG音強調で弾いてみるとなかなかさっぱりした潔い曲(笑)になるのだが、
次のFisをちょっと「タメて」みると、「おおこれぞロマン派」みたいになる。
このあたり、自分ではなんとなくわかってきたと思っているのだが、気を抜くとまだまだヤッてしまう。
これに類する話は実は2年くらい前にもあって、自分の進歩のなさを感じてしまうのだが・・・・・・。
コンチェルトのコンペでモーツァルトの20番の第1楽章を弾いた時のこと。
右手が同じ音型のまま、高音へ上っていくところがあったのだが、
雰囲気としてははるか天を仰ぐといった感じで、どちらかというとディミヌエンド気味に弾く場所であった。
ここをですね、やりました・・・・こぶしを突き上げる ように。
指揮者いわく「情熱的でいいんですが・・・ベートーベン入ってます」
高みに登る時に、どうしても気合の入ってしまう性格は、治らないような気がする・・・