9月もあとわずかとなりました。
ということは、
↑ まであと2か月を切った、ということです。
1月末から譜読みを始め、第1楽章を4月の「ベートーヴェン以外の曲を弾く会」で許可を得て弾き、
同じく第1楽章を6月のコンペで弾き、あえなく予選落ちしたので(笑)、すっきり第2楽章以降にとりかかり、
7月~8月と蝉の声に燻されつつ師匠宅に通って、第4楽章をみていただき、
9月残暑の中、第3楽章のレッスンに伺いました。
というわけで、とりあえず全楽章のレッスンが終了。
「2か月前までには、一通り弾けるようになる(楽譜見ながら)」という当初の計画はなんとかクリアしております。
あと2か月で、完全暗譜まで行けるのかどうか・・・・今年はたいしてほかの曲は弾いてないので、ほんとに10か月がかり。幸せなことです。
さて昨日は、区民文化センターのピアノ開放デーで、友人3人とともに弾き合いをしてまいりました。
4人で2時間。ひとり30分(1000円)。
ずっと3楽章ばかり弾いていて、前日の夜4楽章を弾いてみたら、指がもつれまくってヤバいことになっていたので、
3楽章だけ弾くつもりでしたが、なんとなく3楽章がいい感じで終わったので、
さっと4楽章の楽譜コピーを広げて続きを。
4楽章の冒頭のLargoの部分、いつもこの絵本を思い出します。
少しずつ少しずつ自然が目覚め、人間が目覚めていく時間を、しぶく、ほのかに、でも印象深く描いた絵本です。
そのあとのフーガは、ここまでの過去の練習記録にも書いているように、私にとっては、「鵺(ヌエ)」のようにわけわからんものだったのですけれども、
少なくとも「フーガおもしろい」とか、
「関係なくせわしなく動いていように見えるもの(人)が、ふとしたことでクロスしたり、結びついたりする、不可思議さと因縁」とか、
まあ漠然としてますけど、そういう「なにか」は感じるようになってきました。
で、3楽章なんですけども、
途中2回(1回目は短調、2回目は長調)で、左がリズム刻むところがあるんですが、
ここは、もう以前から「酔っぱらって歩きながら己の影にブツブツしゃべりかけて、ときどきはチェッ・・とか言う自分自身」に思えて仕方がない(笑)。
3楽章については「ベートーヴェンの全作品のなかでも、深淵なる魂を表現した楽章」などなど、ほんとに崇高な表現が並んでいるのに、「お前のアタマはその程度か」と言われればそれまでなんですけれども、そうとしか思えないんだから赦してください。
ほかの曲だったら、あまりアタマの中身明かすと笑われそうなんで、しれっとして弾きますけども、
まあこの曲は、53のアマチュアのおばさんが手を出している以上、「深淵なる魂」もなにもないので、失礼を承知で、いろいろ書いてます。
また書きます。