~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

2018年 8月 音楽系あれこれ

2018年08月31日 15時25分15秒 | 雑感

 

7月の豪雨災害のあと、この夏は「記録的な」「命の危険を感じるほどの」暑さとなり、

外での作業や運動はもちろんのこと、

室内にいても入院していても油断ならない、という大変な事態となりました。

 

気がつけば8月も31日。

今日は朝10時から、映画を観てきました。「フジコ・ヘミングの時間」

 

東京下北沢、京都、パリ、ベルリン、あとアメリカでしたか、それぞれの地に自宅を持ち、

自分好みの調度品(アンティークなものが多い)、絵画で居心地よく内装。

犬や猫と共に暮らし、

80をゆうに過ぎた今でも(おそらく80代半ば)、年齢問わず、性別問わず友人に恵まれ、

恋心も健在、

世界中で年間約60回のステージに立つ。

たぶん私の母と同年齢くらいなんですが、世界中を移動するだけでもすごい体力。

次はアフリカツアーだそうですし(驚)、音楽家以前に人間として頑健。

テレビ放送をきっかけにブレイクしたのが60代で、それから約20年。

一時のブームで終わらないどころか、今回のこの映画の上映期間もだんだん延びてるあたり、この方の魅力の底力かと。

趣味を追求したインテリアとともに、ブリュトナーやベーゼンドルファーというヨーロッパのピアノの音色が非常に印象に残りました。

 

さて、8月は上旬(1~16日)、6回も演奏会に出かけました。なんと2.6日に1回。

若い方々の演奏会、室内楽、コンチェルト等々あったのですが、

ネルソン・フレイレのブラームスのコンチェルトは、今のところ個人的には今年のヒット。

どれもいい演奏会で、充実の8月でした。

 

 

   

演奏の方は、8月25日(土)、

恒例の(市民参加の)リレーコンサートで、ショパンのプレリュード作品28から22~24番。

相変わらず、「……む、向いてない・・・」な感じのショパンですが、8年前に弾いたのよりはマシか(笑)。

毎年思うんですけど、このコンサート、いわゆる「上手な」演奏会を聴くより、はるかに面白いんです、飽きない。

やめられないです(笑)。

 

 

  

8月26日(日)は近所の地域交流サロン・デイサービスでの納涼会。

7月29日の予定でしたが台風で延期。

名曲コーナーということで、ざっくり持たされたのですが、サロンでやっている鍵盤ハーモニカサークルの曲、そのほかで、結局45分くらいになってしまいました。

だんだん協力してくれる友人も増えてきて、さながら小さい音楽会の様相。

 

<鍵盤ハーモニカ>
庭の千草
オクラホマミクサー
涙そうそう

<連弾・チェロ・リコーダー>
バッハ:ソナチネ

<マンドリン&ピアノ>
太陽がいっぱい
虹のかなたに

<チェロ&ピアノ>
エルガー:愛の挨拶
デ フェッシュ:ソナタ(1&2楽章)
チャイコフスキー:感傷的なワルツ
アルチュニアン:即興曲
サティ: ジュ・トゥ・ヴ


一曲以外はピアノ伴奏でしたが、その一曲というのはバッハのソナチネ。

アルトリコーダーを40年ぶりくらいに吹きました。変ホ長調で♭多くてそれなりに大変。

正直いうと、前日のショパンプレリュードより練習したかもです(笑)。

打ち上げは、手作りつまみに、ワイン2升と、

島耕作 獺祭(7月豪雨災害で獺祭の蔵が停電になり、その分の緊急出荷。山口出身の弘兼さんがラベル画を提供。すでに完売。売り上げは被災地に寄付されているようです)

 

さて、明日から9月。

今年も3分の2が終わりました。

 

 


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1 コメント

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ネルソン・フレイレ 追記 (仮装ぴあにすと)
2018-10-01 09:09:08
以下、当日の感想(facebook)をコピペ


ネルソン・フレイレ聴けて良かった!

テクニックが、とか
スケールの大きさが、とか
音色が、とかは言わずもがななので省きます。
なんといっても「アンサンブルとしてのコンチェルト」にシビれました。

ブラームスのピアノコンチェルトについては、「大規模な室内楽」というように感じているのですが、
今日のピアノは、
低弦群と一緒に弾いていても、低弦響の核に確かにピアノが存在しているし、
中音域では香りや味、膨らみを醸し出し、
高音では、ピアノならではの表現もあり。

ことに驚いたのは、他楽器(多くは管楽器)とのメロディのユニゾン部分、
ピアノの音が、他楽器のメロディに添って、
光彩、陰影、ぼかし、にじみ などの効果を出していたこと。
単音でかくもいろいろなことができるのか、
それも、いかにもな感じではなく自然にごく自然に…

どうしたらこんなことができるのだろう。。
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