~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

今年弾いた曲(2008)

2008年12月31日 19時38分19秒 | 私のピアノ歴
結局、ふだんこのデパートの地下食品売場では見慣れない数々のおいしそうなものに誘惑され、またそもそも多少はそのつもりもあり、いろいろ買い込んで帰りました。

ホタルイカの醤油漬け、うにクラゲ、アナゴの巻きずし、とりの薄塩あげ、牡蠣フライ、レンコンとエビのはさみあげ、ずわいガニ、
・・・ほぼ酒のつまみ(笑)。で、あとはオリオンビールと阿波うずしおビール。
もちろん子どもたちにはジュースや、あと和菓子(八橋、ひよこまんじゅう、浅草かりんとう、べルギーのビスケット)やイチゴをおみやげに。
これで、あと蕎麦で今日はいいことにします。


ところで、恒例の「今年弾いた曲」をUPしなければ。


今年弾いた曲


<4月 チェロパーティー>

フランク:ソナタ第2楽章(原曲ヴァイオリン)
レオナール:ロバと御者

<5月 アンサンブル大会>

ベートーヴェン:ピアノトリオ「幽霊」第1楽章
フランク:ソナタ第2楽章(原曲ヴァイオリン)

<6月 サークルジョイントコンサート>

ワーグナー=リスト:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より<イゾルデの愛の死>
(連弾)ベートーヴェン=春畑セロリ:泣かせてよルードヴィッヒ(交響曲第7番、弦楽四重奏第15番、ロマンスより)
(連弾)ベートーヴェン=春畑セロリ:ピアノ協奏曲第3番より


<6~8月 ピティナピアノコンペティション予選&西日本本選&決勝>
ワーグナー=リスト:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より<イゾルデの愛の死>

<8月 チェロのコンクールの伴奏 2回>
カバレフスキー:チェロコンチェルト第1番第1楽章

<8月 ミュージックキャンプ発表会>
カバレフスキー:チェロコンチェルト第1番第1楽章


<10月 娘の発表会>
「となりのトトロ」より<さんぽ>

<10月 くすのきプラザピアノ演奏会>
(連弾)ジョン・ウィリアムス=石川 芳:「ハリー・ポッターと賢者の石」より<ヘドウィグのテーマ>

<11月 ベートーヴェンを弾く会>
ベートヴェン:ソナタ第23番「熱情」全楽章

<11月 M山先生ピアノ発表会>
ベートーヴェン:ソナタ第23番「熱情」第1楽章
ショパン:ピアノコンチェルト第1番第1楽章 オーケストラパート

<11月 サークルサロンコンサート>
バッハ:フランス組曲第5番
(連弾)ラフマニノフ:ピアノコンチェルト第2番第1楽章より


<12月 miwako先生門下&音楽仲間によるクリスマスコンサート>
ワーグナー=リスト:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より<イゾルデの愛の死>



<レッスンを受けた曲> 

Miwako先生: ワーグナー=リスト 楽劇「トリスタンとイゾルデ」より<イゾルデの愛の死> (5回)

H先生:フランク「ソナタ第2楽章」、ベートーヴェン「熱情ソナタ」
松本和将氏: 「イゾルデの愛の死」、カバレフスキー「チェロコンチェルト第1番第1楽章」、ベートヴェン「熱情ソナタ 第1楽章」、ラフマニノフ=コチシュ「ヴォカリーズ」

チェロM先生:フランク「ソナタ第2楽章」(2回)、カバレフスキー「チェロコンチェルト第1番第1楽章」(5回)

チェンバロO先生:バッハ「フランス組曲第5番」、スカルラッティ「ソナタ ニ短調K9」、クープラン「修道女モニカ」、ダカン「かっこう」、クープラン「田園」(基本的に毎月レッスン)


<セミナー>

 11月 杉浦日出夫先生
 

(自主練習)
ショパンエチュード:10-4、革命、木枯らし、など
ベートヴェン:ピアノソナタ第11番
モーツァルト:2台のためのソナタ
・・・・・・など。


今年はいろいろと音楽面でも変化がありました。
まず、子ども二人が6月以降ヴァイオリンを始めたということ、
私自身がチェンバロを一年間継続しているということ、
チェロの伴奏を何人か何回かさせていただいたということ、
ピアノコンチェルトの伴奏パートを弾いてみる機会があったということ、
「熱情」をなんとか全楽章、人前で弾いたということ、
そしてなんといっても、これまで大嫌いだったワーグナー、そしてほぼ関心のなかったリストに縁の深すぎる(?)「イゾルデ」をほぼ一年通して弾き、それなりに「弾いた」という手ごたえを得ることができたこと。
また9月以降は、定期的に「レッスンする」という経験も得、こちらはこちらで導入や基本に立ち返って考える貴重な時間をいただいております。



来年のことはまた明日以降、少しずつUPしていきたいと思います。
・・・ひさしぶりにピアノのことを考えて、マジメになった気分です(笑)。
本年はいろいろな方々に本当にお世話になりました。受験があったり、娘がすべり台から落ちたり、とドキドキのこともありましたが、いつもこのブログを通して、また実際にお会いして、あたたかさと力をいただきました。音楽もたくさん聴いていただいたり聴かせていただいて、充実の一年でした。


それではみなさま、よい年越し&新年を!


大晦日の街

2008年12月31日 18時44分37秒 | 雑感
大晦日の夕刻にふらふらするのは本意ではないのですが、どうしても所用ありて、単身ささっと出掛けてまいりました。

帰りにデパ地下にも寄ったのですが、初詣も真っ青な賑わいぶり!
お仕事帰りの方々なんだろうなあ、と思ったのですが、どうもそうばかりでもないみたい。
チラチラかごの中をのぞいてみましたら・・

半額!半額!半額!

半額赤字シールの舞い踊り。
そうなんですね、おせちも半額、鏡餅も半額、正月用品の大バーゲン!

これまで31日に買い出しに出たとしても、せいぜい近くのスーパーで済ませていた私は知りませんでした。

閉店間際になるとさらにすごいんだろうなあ。
・・だってなかなかみな帰る気配なかったし(爆)゜

やっと一段落

2008年12月31日 17時04分52秒 | 雑感
結局、今朝4時半までいろいろかかりました。
もう、今日は料理するぞ、と思ったのですが・・気になる台所。
換気扇とかコンロとか磨き始めると時を忘れ、さらに引っ越し以来のアカズの場所に手をつけ(これは息子にほぼやらせました)、気付くと午後3時を回っておりました。
・・今日ってなんか食べたっけ?(汗)

でもこれでほぼ思い残すところはなく、6日間にわたる片付け&掃除終了。
うーん、見た目あまり変化ないなあ(泣)。
ただベランダを見ると、完璧消防法違反です。各種ゴミ満載&洗濯物満開。

うちのどこにこれだけの不要品が・・。ここに引っ越したのは3年半前なんですが、そのときにかなり処分したはずなのに、それでもこのザマです。いや、これでもまだほんの一部分。


日頃いかにサボってるかということですねえ(泣)。
ピアノに近寄ることすらなかったです。片付けと掃除の時間を使って練習してることが判明いたしました。

さらにキワマリ中

2008年12月30日 10時24分15秒 | 家族・友人等
なにが片付かないといって娘のもの。
昔のおもちゃ類、自作の工作、などなど・・。
とくにうちはそこここに段ボールで作った「おうち」が点在してまして、これ処分しないとなにも始まらないだろう(その「おうち」のなかにいろいろなものが詰め込まれているわけで)と思い、娘に「これ壊していい?」「う~ん・・・」「ほんとにいい?」「う~ん・・・」
お笑い番組なんか見ながらの生返事ですので、もう知ったこっちゃありません。
・・・・やりました。
今朝(といってもついさきほど)起きて、くだんの段ボールがコンパクトになっているのを見て、阿鼻叫喚。「これ、まだおうちだったのに?・・」と。
でも、昨晩は平気でしたよ、たたまれてすっきりしたスペース見て「きれいになった。広くなった」って(爆)。

・・もう知らん・・

次、ダンナのクロゼット。
ここのところ、メタボ加速現象とともに「ワイシャツがない、ワイシャツがない」と。そりゃ、自分の体格のせいであろう。私は捨ててないもんね。
夏場に私がすっきりとしたはずだったクロゼット、ここのところ閉まらないほどパンパン。・・・いったい何が起きている?まさか醸しているのではあるまいな・・・
おそるおそる開けてみると・・とにかく、なんでもかけてある。コート、登山用カッパ、礼服。
ここは基本、日常着るものだけのはずなのだが?
で、礼服をあらためてみると・・・ワイシャツ内蔵
別の上着をあらためてみると・・・・こちらにも新品のワイシャツ搭載。
次々と見つかり、計4~5点。しかも、見るからに着たまんま洗ってなし・・・orz。
こりゃ、醸すわ(怒)。

そこら辺に投げてあるのもどうかと思いますけど、猫のなんとかみたいにこそーり内蔵するの、やめてくれません?

・・もう、暴れるよっ!





BGMとはいえ

2008年12月28日 14時24分42秒 | 家族・友人等
作業をしながらCDをかけているのですが・・・

子どもらがうるさい。ただ騒いでいるのではなくそれなりに音に反応してうるさい(爆)。

今、バッハのオルガン曲「パッサカリアとフーガ ハ短調」がかかっているのですけど、息子が大騒ぎ。
「・・ああラスボスがキタ~!ああ、次ウラボス、キタ~!主人公ガンバレ。・・あ、闇の波動だ~・・どこ連れていくんだ~・・次のステージ準備中・・・おれガンバレ・・・。ゲームクリア・・・コンプリート目指すぞ~」
と言う調子で14分間しゃべってました。
さっぱりわからんが、たぶんゲームがらみですね、これ。
バッハのオルガン曲はゲーム脳をくすぐるんですかね?(殴)


この曲の前には、バッハのピアノ協奏曲第5番へ短調をかけていたんですよ。このごろよく聴いてます、マルティン・シュタットフェルト&ルツェルン祝祭管弦のやつ。

いきなり娘が
「ねえ、この曲、ピアノ二人で弾いてるの?」
・・・え、なんだっけ?お母さんはほとんど耳に入ってませんでした、スマソ。協奏曲だからね、ピアノとオーケストラが一緒に弾いてるんだけどね。
「ちがう、ちがう。ピアノのこと。ピアノだけを二人で弾いてるの?三つ線が聴こえてくるんだけど」
・・・え、そうだっけ?それってもしや三声とかいうことかなあ?えっとですね、カコちゃんも弾いてる<メヌエット>じゃなくて<みずうみのとり>(?!)を作ったバッハは、メロディーを追っかける曲をたくさん書いているのですよ。ほら、<かえるのうた>とか追っかけて歌うでしょ?あんな感じ。
「ああ、こっちで(右手)で弾いたら、こっち(左手)でも弾くの?バイオリンだったら二人で弾くみたいに?」
・・・そうそう、ふたつならまだいいけど、手は二本しかないのに、三つのメロディーを弾いたり、四つを弾いたりする。これはとても難しいことなんだけどね。


ふだんもいろいろ曲をかけてはいますけど、これほど子どもが反応したことはないです。
・・・おそるべし、バッハ。
・・・いいですね、バッハ。
掃除もはかどるし(殴)、一石二鳥です。



キワマッてまいりました

2008年12月28日 12時33分15秒 | 家族・友人等
朝、目が覚めると・・・右腕動かず。
いつものことですけど、結構痛い。
で、ついでにのどもやられた・・・だからと言ってどうするもんでもないし。

起きていきなりコーラ一気飲み。
どうも今日は暖かいような気がするけど、気のせいだろうか?と新聞の天気欄に目を通すと、明日から寒かったり雨だったりするようではありませんか・・・。
とすると、やることはひとつ。外まわりのお掃除。

部屋の片付けなんかいつまでやってもラチあかないもんね。
片付ける端から次から次へとブツが出てきて、賽の河原に石じゃなく、チリを積み(泣)。
ならばやった気になるお掃除をやりましょう!

エアコン3台、玄関周辺、ベランダ&窓ふき・・・午前はここまで。
私がこれだけガタガタやってるのに、子どもたち起きやしない。
「お母さん腕上がらないから、エアコンのフィルター外して来て!!」と一喝。なんのために私より背高くなった?息子、働けっ!
娘はけっこう「手伝おうか?」とまとわりついてきて、逆に困ることもあるんですが、そこはぐっと抑えて将来役に立つ娘にするために、門扉の拭き掃除、ベランダ磨き(デッキブラシで)を、辛抱強く一緒にやらせる。
ベランダを掃除しながらふと家の中を見ると、息子背中をこちらに向けて、ほこほこと日なたぼっこ。
「おいっ!そっちから窓磨いてくれ~」

猫の手も借りたい、立ってるものは親でも使いたい年末に、子どもが日なたぼっこなんて許されないです。
窓に外からガンガン水かけて、両面から磨き終わり、さあ家に入るゾと窓に手をかけると・・・・閉まってる・・・・しかも、息子は自分の部屋の中。寝てたり音楽聴いてたら最悪。が、なんとか気づいてくれて開けてもらいましたが、それって、ワザと?えワザと?

昼ごはんは息子に用意させ(どこまでも子どもを使う親)、さてこれから午後の部です。



ヴァイオリン、半年

2008年12月27日 18時16分57秒 | バイオリン
昨日は片付けをしたのですけど、やってもやっても減らない書類・雑誌類の山・・・いったい何屋なんだ、うちは。ペーパーレスといわれるこの時代に、紙にまみれ、チリにまみれ、どうでもいい物モノにスペースを食われまくっているのは、あまりにも哀しすぎます。
その点音楽はいいです。どんどん消えていくので、未練がない(笑)。子どものころは、音楽、とくに演奏というジャンルは形に残らないので寂しいし残念だ(録音という形もあるにはありますけど)、と思っていたのですけど、今は、年のせいなのかなんなのか、そのような「消えモノ」が好ましい。なので、グルメにはほど遠い私ではありますけど、食べものはとりあえず「消える」ので、好きなものとなっております。


今日は、子どもたちのヴァイオリンのレッスンでした。
先週、たくさん課題をいただいた上、遊びに出かけたりしたもので、みていただくのは恐れ多いような状況。とくに、娘は、移弦の多い曲が課題で、昨日になっても実質初見状態でヒドイもんでした。なので、今日も先生のお宅へ伺ったはいいが、トイレ近くに隠れ、「私、今日はあと」と。
習い始めのころは、「息子・娘」の順でレッスンを受けていたのですが(準備の都合で)、待っている間に娘がグタグタになるので、ここのところはずっと「娘・息子」でした。でも、今日は「あとで・・」らしい。

息子は、たくさん課題があったわりに、練習していないわりに(殴)、音程もそうひどくはなく、親としては「まあまあ」という感じだったのですが、先生はなかなかきびしい。「リズム違うよ、お休みがないよ。ちゃんと数えてない」と次々とおっしゃる。・・いや、どれも当たり前のことだし、この曲を一度でもちゃんと私が聴いていたなら、注意をしたに違いないのですが、なにぶん音を拾ってるだけの状態しか見ていないので、リズムもなにも・・・(逃)。
一方娘は、弾く前からベソをかきそうな顔をしていたので、先生も「あれれ、弾く前からムシさんが泣いてるみたいだね」とおっしゃって、パニックにならないように慎重に教えてくださり、過分なおほめの言葉を賜り(爆)、どう聴いても音楽と呼べないような状態の曲も丁寧に教えてくださいました。
・・息子いわく・・・順番が悪かった(殴)。
息子の前のレッスン生がハイレベルなお嬢さんで「テーマの展開の仕方がどうこう」という内容だったのに、いきなり「・・リズムが・・休みが・・」というブツを聴かされて、やっぱり先生もねえ・・ということらしい。いつもなら妹のあとなので、「それなりに・・」と彼は言いますけど、そういう問題かね?

「でも休符なんか思いっきり無視だったじゃん」と私がいいますと、「いや、休んでるんだよ。休んでるんだけど、自分が思っているより短いんだよ」といいます。短い、つうか、無いに等しく聴こえたが、私には・・。そうか休符が存在していることはわかっていたのだな。
では、「タッカ(付点8分音符+16分音符)のリズムは?」とききますと、「それはあまりよくわかってなかったかも」と。
このリズムがひどく甘いわけです、彼は。先生がとなりで「タタタタ」と細かくカウントをとってそこに入れさせられること数回。ピアノでもそう簡単なリズムではないですけど、ヴァイオリンは弓の問題がありますので、細かいリズムはおそらくピアノ以上の機敏さが要ると思います。それとついでながら、ピアノだと4分音符でも全音符でも、単独で弾くときは「ポン」と押すのみで、あとは手を離さないかどうか、ペダルを離さないかどうか、気持ちが続いているかどうか・・という問題になりますけど、弦楽器は音の長さいっぱいは弓で弾かなければなりません・・・・当然のことですが(これは管楽器でも声楽でも同じことですよね)。
これはやってみるとわかることですけど、慣れない私には、音価を守って弓が足らなくならないよう配慮する、あるいは短い音をきちっと入れるというのは、とてもとても難しいこと。ピアノを弾くうえでは、リズムに苦労することはあまりないのですけど、ヴァイオリンではとてもとてもできません・・というかそれ以前に弾けないのですけど(爆)。
息子は、短い音(スタッカートなども)を弾こうとすると、弓が浮いてしまうのだけれど、先生によると「弓が浮くから、逆にきちんとリズムがとれない、ということもある」ということです。
・・これって言えてますねえ。ピアノでも、「リズム感がもひとつだから弾けない」、逆に「指先が定着していないからリズムが刻めない」どっちもありですね。
短い音符というのは、指先のほんとに狭い面積に神経がハリのように集中して初めて音になるところがあって、この集中の度合いというのは、自分で感じていくしかないようですが、なかなか難しい。
そのあたり、ヴァイオリンでは弓でやることですので、これは考えただけで難しい。半年で曲がりなりにも子どもたちがなんらかの曲が弾けるようになっただけで、まったく弾けない親は「エライ」と思ってしまうのですけど、そんなことで感心していてはいけませんね(汗)。


・・とこういうことを書くと、「なんで、そういう楽器を弾いてるのに自分は尊敬してもらえないのか」と旦那が言いそうですけど・・・(逃)



遊び倒したクリスマス

2008年12月26日 01時09分29秒 | 家族・友人等
クリスマスも終わりましたね、いかがお過ごしでしたでしょうか、みなさま。

うちは25日朝、娘ガバ起き!
「あ、サンタさんがこんなところに・・こんなところに置いてる?!」
ベッドの上にプレゼントがあったわけです。昨年はツリーの下だったのに、と。
・・・・そうだったけか?まったく覚えてませんなあ・・・・

で、お兄ちゃんの部屋へダッシュ!
「ああ、ニイニのとこは・・・こんなところに・・、机の上にある?!」
・・・娘、若干不満の声。なんで、ワルい子のはずのニイニにも来ている?
ニイニのプレゼントの中身は、どうも文房具だったようで、
「ニイニつまんないねえ、プレゼントは普通おもちゃだよねえ。ああいうのだと、勉強しなさいっ、ってことだもんね」・・・となぜかうれしそう(殴)。

今日はしかし、プレゼントをどのこのいう時間はないのです。
例によって、昨日いきなり決めた遊びの計画。いや、大掃除延ばしの姑息な休日。
・・ババーン!倉敷へいきませう!
今年いっぱいで閉園のチボリ公園へ行きましょう、ということ。
こういうことは今やっておかないと後悔する。なんせ娘に「市民球場へ連れていってほしい」と寝言のように言われていたのに、「ちょっと待って、ちょっと待って」と言っているうちに、あれよあれよと日が経ち、さて行きましょうかと思ったときは、もはやチケットなぞとてもとても手に入らなかった、という顛末。テレビで新球場の工事風景が出るたびに、「前のとこ、行きたかったなあ」とため息をつかれ、「・・・すまなんだ・・」と心の中で頭を下げております。

なので、今回は行きますよ。
幸い、奇跡のように部活もなく、もともと入っていたバイオリンのレッスンも変更になり、私の用事もまったくない・・・今日行かずしてどうする。

9時前には家を出て、11時くらいには着きました。
今年いっぱいで閉園だし、今日はクリスマスだし、さぞや・・・・・空いてる。
行けども行けども人はあまりいないし、屋台も閉まってるし、どういうことだっ?
ずんずん奥の方にいってみましたら・・いました、いました。アトラクションそれぞれ20分待ち。なんだかほっとしました(笑)。
ここの遊園地そのものに関してはですね、私、かつて上の子とともにTDLとか豊島園とか後楽園に通ってきたこともあり、「すご~い」という感想は持ちにくいのですけど、それなりに面白かったです。
上の子はともかく(中学生でハジケてたら逆にこわいですけど)、娘はそれはそれは興奮状態で、そういえばこの人は、ほぼ遊園地に免疫がないのだ、ディズニーリゾートに行ったことはあるのだけれど、あの時はたしかまだ3歳だったのだ、とあらためて思ったことでした。

で、娘は私と一緒に、コーヒーカップ(これは息子も一緒)、動物の乗り物でぐるっと回るやつ、、クラシックカーでぐるっと回るやつ、車同士で対戦するやつ(これも息子も一緒)、メリーゴーランド、などに乗り、
ケーキや果物に乗って空中を回るやつ、に兄と乗ったわけです。
息子は息子で、3つばかし絶叫不要のマシーンに乗り、あとは寒さしのぎのためもあって3人でアンデルセンシアターに入りました。
午前は暖かくてよかったのですが、午後は途中小雨がぱらついたり、風が強くなったりして、かなりの冬気候。

そうそう、途中、ロコモコ風の鉄道に乗ろうということになり、それこそデパートの屋上にあるやつね、みたいなノリで並んだら、なんだかちょっと様子が・・・。
娘の身長は測るし、きちんと並ばせられるし、乗ってみたらシートベルトはあるし、安全装置はあるしで・・・も、もしやこれジェットコースターなのか?とプチびびり状態。・・・もちろん、私だけですけど。
息子、うしろの席からニヤニヤして「やけに装備頑丈だね」「あ、ロックされたね」と。
そのうち、「ああ、上りがある・・上る・・・えっ?下りないじゃん・・なんで・・・しかも、また上る?・・」とプチパニックの私。
結局、ちょっとだけ下りとかカーブはあったんですけど、それもTDLのガジェットより相当お手柔らか。なんで、あんなに慎重なんだ?!びっくりしますよ、ほんと。ビビらせないでくれたまえ。

いろいろお店も見ましたけど、50%~80%OFFなどということで、棚ごと空になってるような状況で、もはや目ぼしいものはなかったような。
北欧がらみのショップが並ぶなかに、なぜかコツ然と表れたトルコの屋台。息子が「トルコ風アイスください」といったならば、「・・風じゃないのね、これトルコね。おじさんホンモノ」と言いつつ、アイスをひょいひょいと振る芸も巧みに、コーンに入れて渡してくれました。かなりウケた。

5時半くらいになると、イルミネーションがきれいで、この時間から人もどっと増えました。寒さも増しましたが、私たちはここを出て美観地区へ。

大原美術館周辺のここには、私、30年前に来ているのです。
そうは言っても覚えているわけもなく、まして、真っ暗。お店もすべて閉店状態。・・何時なのかと思ったらまだ6時。いちおう街灯はついてましたけど、撮影の終わった時代劇のセットに迷いこんだような感じで(そんなとこ行ったことありませんけど)、ここはまた明るい時に来なければ、と思いました。

ぴゅうぴゅうと寒い中、駅まで帰り、デパートの中で食事。
岡山経由で帰りついたのはだいたい22時でした。


はあ・・・よう遊んだ・・バタっ

ここ数日

2008年12月24日 13時10分23秒 | 家族・友人等
ここ数日のうちの模様

<21日(日)>
  洗濯&年賀状の住所書き(筆ペンで)。
  なぜか生協のクリマスケーキが届いてしまう。家族がゆっくりそろうのは今日くらいなので、とっとと食べてしまうことにする。
  夜7時から1時間、子どもたちのバイオリン。

<22日(月)>
  娘は終業式。またまたひたすら年賀状(住所&裏面メッセージ)。
  午後、私と息子はインフルエンザの接種を受ける。

<23日(火)>
  朝いちで資源ごみ出し&年賀状投函(130枚)。
  午後1時半から娘は造形教室のワークショップ(写真のミニレンガ工作)。息子に連れていってもらう。私は生協の受け取りと主人の年賀状の住所下請け。
  生協を受け取ったあと、娘の教室へ。結局しぶとく6時近くまで残って製作。先生にもあきれられ「スタミナあるなあ・・・マラソンでもやる?」と言われる。

<24日(水)> 
  主人の年賀状投函(180枚)。娘インフルエンザ接種(朝9時2分に携帯から予約入れたら、すでに32番。2分で30人以上エントリーかいっ!?)
  昼に郵便書留到着、中身は息子の成績表。


というわけで今に至っております。
こう書くとタンタンと時間が経過しているように見えなくもないですが、実際は喧騒にまみれてます(泣)。
自分の年賀状を書く一方で、息子がパソコンで製作中の年賀状の校閲をしたのですが・・・

1回目:「謹賀新年」の下に「あけましておめでとうございます」とあり、さらに下のほうにも「新年あけましておめでとう」の文字が。

・・・・何回、新年祝ってるんじゃ~!!

2回目:「謹賀新年」の下に「あけましておめでとう」とあり、さらに下のほうには「Happy New Year」

・・・・わざとだよね?・・わざとだと思いたい・・

3回目:「謹賀新年」の右下に「200年元旦」

・・・・ううっ・・・・

4回目:「謹賀新年」の下に「今年もよろしくございます

・・・・もはや言葉なし・・・

さらに、投函の前にチェックしたところ、年賀のスタンプが抜けていたり、書き損じをそのまま混ぜていたり、・・なによりも字の形&配置がユニークすぎるっ!

・・・・君が、テストでミスなく良い点をとったときは、激しくほめてやるのが親の仕事だと悟りました・・・(泣)


また子どもがふたりそろうと、なんでもないことなのに常にバトル。
今朝なかなか娘が起きない。まあ「注射行くよ」と起こしたのも悪かったな、と思った私、「ほら起きないと今夜サンタさん来ないよ」。・・・いきなりガバと起きました。
「(サンタにリクエストを出していない)お兄ちゃんは、プレゼントくると思う?」と私がきくと、
「ニイニは、朝なかなか起きんし、勉強といってもゲームばっかりじゃけ、来んよ、きっと」

・・・・うわあ~、ヤな妹・・・

すると、日頃なら馬に蹴られても起きそうにない息子がいきなり、ガバっ、と。

「お前、いま好き放題言ってただろっ!」

・・・毎朝、これで起こしてくれんかな、ヤな妹クン。お母さんは楽だ・・・・

と思っていたら、娘、私に向き直って
「ねえ、お母さんにもサンタなんか持ってくるかもよ。体がキレイになるやつとか?」

・・・・それはなんでつか?・・・・

「えっと、体とか顔がつるつるにキレイになるやつ」

・・・・とくにお母さんはそういう希望はないけれど、その発言のココロが知りたい。場合によっては、<ヤな娘>ということにもなるかと・・・・


というわけで、一日中うるさいのなんの。イヤたぶん一番うるさいのは私かと。
BGMは「ドン・ジョバンニ」全幕CD。年賀状書く間、少なくとも3周はしましたね。ということは地獄にも3回落ちたということに(爆)。
そういえば、息子、成績を封入した書留をあけながら「今日はオレの命日かも」と。・・・まさか、オール・イン・ワン(?)ではあるまいな。
さすがにそんなことはなかったですけど、書道は「・・おいっ」の成績。でも直前に年賀状の字を見た私としては、限りなくあたたかい先生の愛を感じましたけど・・・。


・・・とにかくまだまだ続く冬休み・・・・
だれか代わりにピアノ弾いてくれ~~~、遊んでるよ、調律済みのグランドが(泣)。




本年の弾き納め(その2)

2008年12月21日 09時53分03秒 | ピアノ
自分の演奏についての覚書(?)は以上ということで、そのほかのことをいろいろ。

会場につきましたら、Y社のS氏とばったり。
「あれ?仮装さん?」
「今日弾くんですよ」
「ええ?・・(プログラムを見て)あ、ほんとだ。あちこちでお会いしますねえ」
・・・ほんとですよ、もう。11月のベートーヴェンの会、同月の某先生の発表会、そして今回。行く先行く先、いや弾く先弾く先でお会いします。たまたま、S氏担当の先生方と私がお世話になっている先生方が重なっている、ということなんですけどね。


前半は子どもたちの演奏が12人ありました。
ほぼ全員を会場にて拝聴。・・ええ、私、発表会マニアですので(笑)。
小さい子から年齢順に弾かせるというスタイルではなく(プログラムに年齢の記載はありませんでしたが、どうみても年齢順ではなかったです)、曲中心の配列。
ということは、学習年数とか年齢というよりは、その曲に対するそれぞれの完成度というか誠実さが問われるということになり、身のたけにあった曲をきちんと曲として仕上げるという姿勢が伝わってきました。
ここの門下は、(こういう表現が適切かどうかわかりませんが)みっちりとした確実な音を出されます。止まったり間違ったりがなかったわけではありませんでしたが、手に汗にぎるような事態にはならないのは、やはりきちんと練習を積んでどこか安心感のある演奏だったからでしょう。

大人のほうは、みんな堂々の演奏でした・・・ご本人たちはそうでもなかったのかもしれませんが・・・。
靴と靴下を忘れたまつやん(爆)も、なにごともなかったかのように、苦悩と美しさと歌にあふれたシューベルトを展開。
直前まで、暗譜は大丈夫?とこちらまでついいらぬ心配をしてしまっていたかじやんも、一本スジの通ったリストを熱演。
毎日ほどブログで「スケールがスケールが」とブチブチ言っていたよっしー^^も、スケールのミスは実はたいしたことなく、オリジナルの斬新な和音を加えたりして(爆)、ベートーヴェン無事終了。
あとのお二人の大人の方も、内容のある充実した演奏で、袖で聴き入りました。


そのあとは連弾とアンサンブル。
連弾は子ども同士、あるいは子どもと親という組み合わせ。
miwako先生の編曲が3曲、あと生徒さんのテーマに基づいてmiwako先生が作られた曲が1曲あって(これは生徒さんとお母さんが弾かれました)、これがいいんですよ、ほんと。
童謡メドレー(なぜか<白鳥の湖>入り・・笑)なんか、いくつかの曲がミックスされている箇所もあって、〇畑セロリ先生バリの、ウィットもん。自作テーマを曲にしてもらった子なんかうれしかったでしょうねえ。・・・私がいうのも僭越なんですけど、・・・・いい先生だあ~!

アンサンブルは(アコースティック)ギター、パンフルート、バイオリン、エレキギター、テナーサックスとさまざまな楽器が登場。
子どもたちも静かに聴いてました。演奏者はだいたいがおじさまがたなのですが(・・いえ、あの、お、おにいさん、です・・)、ほんとお上手です。ビョー気的音楽好き(あの、リョー気的ではないです、念のため)、の一人として、共感を覚えました。今度どなたか私とも遊んでください、演奏でです、もちろん。
バイオリンは、かじやんさん母娘でベートーベンのロマンス。私が聴いたのはサークルの発表会以来ですけど、娘さん、短期間にすばらしい進歩!お母さんもタイミングをよくはかっていたし、弦の奏法に心くばりした伴奏でした。二人の部分を充実させると、一人で弾く部分もクオリティをあげていかないといけないし、一人の部分も次の二人の部分につながるので(何を言ってるのかよくわからなくてすみません)、伴奏というのは見かけより大変ですよね。私はまずこの日本語における「伴奏」という言葉に抵抗があって、やっぱり自分のなかでは「デュオ」だよなあ、と思ってます。・・対等、もしくは対等以上。丁々発止とやりましょう、ということではないにしても・・。

最後は、miwako先生によるモーツァルトの幻想曲ハ短調。
私も好きな曲なのですが、幻想曲というにふさわしく、いろいろな曲想が次々と出てきて、どうかすると散漫な印象になりますし、モーツァルトのなかでは音が厚い曲なので、これまたどうかすると「ベートーヴェンじゃないんだから」と言われてしまいそうな曲。
そのあたりのバランスというか、これまた私がいうのもおこがましいのですが、ペダルの分量等で時代的な配慮をし、それぞれの想念(曲想)を想念として漂わせながらも底辺でつなげているという、非常に難しいところを見事に表現されていたと思います。

いい発表会でした、ほんとに。


帰りは、子どもたちと合流。おもちゃ屋に行ったり、食事をしたり、大通りのイルミネーションを見て歩いたり。
そうそう楽器店で、こんな本(テキスト)を買いました。
「NHK スーパーピアノレッスン シフと挑むベートーベンの協奏曲」
なんと12月20日の昼が第1回でした(泣)。これすごいです、1番から5番までやるんですけど、小菅優さんがオケパート(3番)弾いたり、ソロパート弾いたり(5番)。もちろん、ほかのレッスン生もすごい方々のようです。


さて、今日からは心を入れ替えて、年末進行ですっ!