3週裏方が続いたあとは、自分が弾く番。
4月15日(土)スプリングコンサート(お好みコンサート)@西区民文化センタースタジオ
4月23日(日)サウンドブーケ (闇鍋会)@ムシカ
すべて初出しの曲だったこともあり、それなりに頑張りました。
・4月15日(土)スプリングコンサート
毎年秋に「ベートーヴェンのソナタを弾く会」があり、こちらは今年で10回になるのですが、
途中からなぜか発生した「ベートーヴェンのソナタを弾く会のメンバーによる、ベートーヴェン以外を弾く会」という意味の、「お好みコンサート」。
今年はたまたま春だったということもあり「スプリングコンサート」。いずれにしても、安易なネーミングですみません。
今年初めくらいまでは、この会で「展覧会の絵」の最後の二曲を弾くつもりでおりまして、リバイバル練習していたのですが、
日程的にだんだん余裕はなくなるし、とりあえずH先生に途中経過を聴いていただきたい思いもあり、
「ハンマークラヴィーア」の第一楽章を弾いてきました。・・・といえるほど弾けてないんですけども、なんとか。
・・・しかし、きつい・・・秋までに終楽章まで行くのか、これ(汗)。
12月以来ソロがゼロだったということもあり、暗譜でなくてもなかなか弾ける気がしなかったし、事故多発だったんですけども、
なぜか相当楽しかった(笑)。
そして、
「とにかく、この曲と半年1年と関われて、わからないなりにも楽譜を眺めてると、生きてるといいこともあるじゃないか、とじわじわ思える・・・」
という気持ちを、打ち上げでH先生と話し合えたのが嬉しかったですねえ。
・4月23日(日)サウンドブーケ (闇鍋会)@ムシカ
闇鍋会、7回目です。
昨年秋のスピンオフ二台の会を入れると8回か・・・。
本来個人プレイのピアノの会のはずが、回を重ねるごとに、楽器いろいろ、年齢いろいろ、音楽歴いろいろ、ついでに人生いろいろ(笑)。
とくに打ち上げは、とても個人プレイとは思えない、なにか部活合宿かオケ本番終了後のような異様な盛り上がりを呈しております。
といって、レギュラー固定不動メンバーというわけでもなく、
全体としてはじわじわ増えており、あと、毎年ひとりは若い子をスカウトしてきたり、県外からも昨年より友人が二人参加、
そのような少しずつの変化もまた嬉しい。
プログラム作成は、以前参加してくれていて、今は県外に在住の友人に頼み、
ステージ手伝いはその道のプロとも言える友人が駆けつけてくれ、
お花も知人経由で依頼、
そして、ピアニストの友人が毎年熱心に聴いてくれます。
ほんとうにみなさんありがとうございます(泣)。
曲はそれぞれの持ち寄りなので、全体のまとまりはもちろん無いのですけれども、
なるべく曲については私の方でも調べて、MCを入れるようにしています。
曲数が多いので楽ではないですけれども、いい勉強になります。7回もこの曲数しゃべっていれば、けっこうなもんです(笑)。
私自身は今回、
ブラームスのバイオリンソナタ第2番の第1楽章、
ブルッフのバイオリン協奏曲第1楽章、
ブルッフのコル・二ドライ、
グリーグの「ぺールギュント組曲」より<朝><アニトラの踊り><山の魔王の宮殿にて>(連弾:セカンド)、
をやりましたけれども、
前日までにそれぞれを2~5回合わせてまして、アンサンブル三昧の楽しい約2週間を過ごせました。
そうそう、朝10時からずっとリハにも立ち会ったのですが、
なんとなく姿勢固まってきちゃってる人も多かったので、
朝ふと思いついたことを実行に移しました。・・・プログラム0番で、ラジオ体操第1をやる(笑)。
私としては多少のリアクション、「え?」「(笑)」みたいなものを期待していたのですが、
みな真顔ですくっと立ち上がり、ぴしっぴしっと体操していて、「これって予定調和的な何かだったん?」とこちらがびっくりしました。
というわけで、個人的にはライフワークとも思っている、恒例の会を今年も開催することができ、
みなさんから多くの幸せとエネルギーをいただいて、新年度がスタートしたなとあらためて思っております。
来年は4月22日(日)@ムシカ の予定です。
またお会いいたしましょう!